司法試験予備試験、433人合格…前年比11人減

2018年11月9日(金)15時15分 リセマム

2018年司法試験予備試験口述試験の結果

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法務省は2018年11月8日、司法試験予備試験の最終結果を発表した。合格者数は前年比11人減の433人。合格者の平均年齢は27.43歳、最少年齢は19歳。現役学生が73.7%を占めた。合格者の受験番号は法務省Webサイトに掲載している。

 司法試験予備試験は、法科大学院を経由しない者にも法曹資格を取得する途を開くために設けられた試験。司法試験予備試験に合格すれば、法科大学院修了者と同等の資格で司法試験を受験することができる。受験資格や受験回数の制限はない。

 2018年の司法試験予備試験は、短答式試験が5月20日、短答式試験合格発表が6月14日、論文式試験が7月15日と16日、論文式試験合格発表が10月11日、口述試験が10月27日と28日に実施された。司法試験予備試験の出願者は1万3,746人、受験者は1万1,136人、短答式試験合格者は2,661人、論文式試験合格者は459人、口述試験(最終)合格者は433人だった。

 最終合格者433人のうち、男性は352人(81.3%)、女性は81人(18.7%)。合格者の最少年齢は19歳、最高年齢は64歳、平均年齢は27.43歳。職種別にみると、大学生が170人(39.3%)ともっとも多く、法科大学院生148人(34.2%)、無職47人(10.9%)、会社員26人(6.0%)、公務員20人(4.6%)、法律事務所事務員6人(1.4%)、その他5人(1.2%)、塾教師4人(0.9%)、自営業4人(0.9%)、教職員2人(0.5%)、法科大学院以外大学院生1人(0.2%)の順に多かった。現役学生が73.7%を占める結果となった。

 2019年司法試験は、論文式試験を5月15日と16日、18日、短答式試験を5月19日に実施する。短答式試験成績発表が6月6日、合格発表が9月10日。

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