「冷え」は自律神経失調症の最初のサイン!生活習慣を見直して冷えを予防しよう!
2022年11月10日(木)20時30分 ココカラネクスト

女性の様々な悩みを中心に情報発信をしている、女性医療クリニックLUNAグループのYouTubeチャンネル「るなクリニックch」。
今回は、「ミドルエイジからの女性の悩み」として、女性の多くが悩む「冷え」についてご紹介します。
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冷えというのは、西洋医学的にいうと、局所的な体温のアンバランスのことをいいます。
そのため、「のぼせ」も冷えの一種になります。
のぼせたところは熱いものの、それ以外は冷えているということです。
そして、全身が冷えてしまうと、それは冷えではなく、西洋医学的な低体温ということになります。
局所的な体温のアンバランスさがある冷えは、自律神経失調症の最初のサインであることが多いです。
なので、冷えてきたらきちんと自分をケアしなければいけないということです。
以前にもお話ししましたが、女性は45〜55歳までは更年期とされ、自律神経失調症や精神神経症状を起こしやすくなります。
そのため、更年期の方は、のぼせて冷えていることになります。
では、冷えないためにどのようなことを行えば良いのでしょうか?
冷えている=自律神経が乱れているということになりますから、養生しなくてはいけません。
この養生の基本は、
・決まった時間に起きる
・決まった時間に寝る
・決まった時間に食べる
この3つです。
そして、
・働きすぎない
・疲れたらすぐ休む
ということも重要になります。
また、ちょっと冷えているなと思ったら、体を温めるということも大切になります。
このマメな努力が必要で、素足ではなくストッキングや靴下をはくといったことも大切になります。
また、食事に関しても、なるべく触って冷たく感じるものは食べたり飲んだりしないことも大切です。
食事において特に注目したいのが、ビタミンEです。
ビタミンEは、
・抗酸化作用がある
・血行を促す
・ホルモンバランスを整える
などの効果があります。
そのため、魚類、種実類(アーモンド、ピーナッツ、ヘーゼルナッツ)、油脂類、根菜類などビタミンEを意識することが大切です。
この他、
・ショウガサプリ
・ニンニクサプリ
・漢方の薬用ニンジンサプリ
・シトルリンサプリ
など、サプリや漢方を効果的に摂取することもおすすめです。
是非これらの生活習慣を意識しながら冷えを対策して、快適に生活できるよう工夫していきましょう。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文:女性医療クリニックLUNA]