未来のドッグランってこんな感じ?犬型ロボットが9台で芝生の上を駆け回るとかいうSF的光景が展開される

11月10日(日)16時30分 カラパイア

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 ある秋の朝、落ち葉がつもった公園の横を通ったら大勢のロボットたちが楽しそうに遊んでいる。無邪気だなぁと微笑ましく思っていたら、落ち葉の下から突然スバッと別のロボットが飛び出してきた! ふう、びっくりさせやがって——。

 未来にタイムスリップしちゃったのかな?未来のドッグランってこんな感じなのだろうか?

 ロボット犬にリードはない。あるのは飼い主の手元にあるコントローラーだけだ。まるでSF映画を見ているような光景が、実際に現代の地球上で繰り広げられていたようだ。

Testing 9 New Mini Cheetahs


・犬っぽいロボットたちが芝生の上で遊んでいるよ?

 マサチューセッツ工科大学(MIT)が公開した動画には、同大学がここ数年開発を続けている「ミニチーター」と呼ばれる犬っぽいロボット9台が、芝生の上でサッカーボールを追いかけまわしたり、落ち葉の中から突然現れたりと、様々な動きを見せてくれている。

 重さ9キロのボディを12個のモーターで駆動するミニチーターは、チーターがモチーフなのだろうが、どうしてもヘッドレスな犬に見えてしまう。

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・一般化しつつある四足歩行ロボット

 ミニチーターのような四足歩行ロボット技術は、ものによっては成熟しているものもあり、少しずつ普及しつつあるようだ。

 たとえば、9月にはボストン・ダイナミクス社の四足歩行ロボット「スポット」が企業向けにリリースされた。



 現時点でこうしたロボットは、人間よりも低コストかつ安全に任務を遂行できる状況での調査が主な用途だ。

 しかし将来的には荷物の配達やパトロールといったことにも利用されるようになるかもしれない。


・犬っぽいけどリアルな犬ほどの賢さは今のところない

 ひとつ重要なことは、さまざまな動作を行う四足歩行ロボットは衝撃的ではあるが、決して知的ではないということだ。

 ケンカをしてひっくり返ってしまったり、サッカーで遊んだりしているミニチーターの様子は本物の生き物のようだが、どのロボットも一体一体リモコンで操作されている。

 賢いと言える点があるとすれば、それは荒れた地形を移動し、転倒しても自分で起き上がれるといった機動性についてのみだ。

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 どのルートを進み、どのように反応するかといった事項については、自律的な判断はなされていない。ボストン・ダイナミクス社スポットならルートを設定すればそこを自動で巡回してくれるが、想定外の出来事が起きたときに自分だけで対処する力はルンバ程度のものでしかない。

 AIを搭載し、自分の考えで動けるような犬型ロボットの誕生はもうちょっと先のようだ。

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・ロボットも、そのお世話は一生続く

 かわいがっていたペットとの別れはつらいものだ。ロボットならずっとそばにいてくれるし、餌や水を用意する必要はないしトイレのお世話もない。

 よし、次はロボットを飼おうと考えている人。ロボットだって買って終わりというわけではない。

 定期的なオイル交換などのメンテナンスが必要だし、修理費だって安くはない。本物のペット同様、一生をかけて面倒を見なければいけないのだ。

 更に高度なAIが搭載されたモデルだったりなんかしたら、いろいろ手伝ってくれて便利ではあるけれど、意識が暴走してあんなことやこんな...でもそれも面白そうだな。

Testing 9 New Mini Cheetahs/ written by hiroching / edited by parumo

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