101歳女性の食生活 好物はハンバーグ、唐揚げ、タラコ

11月10日(木)11時0分 NEWSポストセブン

小森良一さん(102歳)の夕食にはビールも

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 丹後半島に位置する海と山に囲まれた人口約6万人の小さな港町が脚光を浴びている──。京都府京丹後市には100歳を超える長寿者(以下、百寿者)が77人(男11人、女66人)もいて、“日本一の長寿村”として全国に名を知られるようになった。これは人口10万人に換算した場合の百寿者が133人で、全国平均(48.45人)の約3倍になる。


 そんな百寿者たちはバランスの良い食生活を送っている一方で意外な傾向も見えてくる。100歳超えのお年寄りの撮影をライフワークとし、約200人の百寿者に出会った写真家の小野庄一氏は言う。


「驚くのは、意外にも脂がのったものを食べていること。肉やフライドチキン、ウナギやマグロなど。健啖家が多い印象があります」


「夫婦そろって100歳超え」として、昨年の敬老の日に長野市長から祝福された山野井美貞・よしのさん夫妻。美貞さんはその年の大晦日に亡くなったが、よしのさんは現在101歳。耳が遠いよしのさんに代わって、娘の伊藤時子さん(66)が答えた。


「ハンバーグと唐揚げが好物です。ウインナーや焼豚みたいなお肉も好き。魚はサケやサバやカレイなど。タラコも好きで、しょっぱいから控えるように言うんですけどね。お味噌汁は2日に1回くらいです」


 それでも、動物性たんぱく質に偏っているわけではない。


「畑で採れた季節ごとの野菜も食べています。一年を通してよく食べるのは、ジャガイモ、タマネギ。果物はナシやリンゴ、今の季節は柿を食べていますね」


 岐阜県在住の小森良一さんも「肉好き」の一人。1913(大正2)年生まれの102歳だ。同居する息子の小森友春さん(67)が話す。


「特に牛肉が好きで、週に1回は食べる。入れ歯なので、柔らかい飛騨牛が大好き。僕の女房によく、『今夜はすき焼きや!』とか『焼き肉、頼めんかなあ』とねだっています(笑い)」


 今も畑仕事に精を出し、採った野菜も食べる。


「昨日もキュウリを採ってきて。塩揉みして食べていましたね」


 東京都葛飾区在住の岡戸朗さんは1916(大正5)年生まれの100歳。13年前に奥さんに先立たれ、現在は一人暮らしだ。


「自分で支度をして、毎日3食必ず食べています。朝はご飯と納豆1〜2パック、トマトにお味噌汁など。昼は握り飯1つか、ポテトフライ。コロッケやカツ、唐揚げなどは近所のスーパーで買います。


 夜はナスやタマネギなどの野菜を炒めたり。カボチャの煮つけとかも買うのですが、一人なので一日中カボチャになる(笑い)。あとは、そばを週に3〜4回。今一番食べたいのは鰻重で、月に3回は食べています」


 少々偏食気味に思えるが、現在は葛飾区文化協会の副会長と、新舞踊連盟の相談役を務め、毎日、自転車に乗って出かけている。


※週刊ポスト2016年11月18日号

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