職場で「泥棒扱い」された女性、耐えきれず辞めるも「有休全消化は法律違反」と言われる

2021年11月11日(木)19時26分 キャリコネニュース

キャリコネニュースで実施中のアンケートでは、介護の仕事に携わる人から、現場での不満が募り退職を決意したというエピソードが多く寄せられている。(文:林加奈)

※キャリコネニュースではアンケート「会社辞めよう……」と思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9

「この事務員がいる限りここはダメだな」と


50代女性はデイサービスにパートとして10年近く勤務したことがある。その際、1番の古株である事務員からひどい扱いを受けた。

「最初の頃、利用者に出すおやつを職員が順番に立て替えて買って出しましたが、ある時忙しくて貰ったのを忘れて1週間後に確認をしたら、次回から私だけ証人を立てて渡すという屈辱的な対応を何年も続けられました」

女性は利用者からもらったリンゴをめぐり事実無根の泥棒扱いをされたこともあり、耐えきれず退職を決意。

「30日分残っている有休をすべて消化して退職したいと願い出たら『有休全消化は法律違反』と言う始末」

当たり前だが、そんな法律などないので、有休消化させないための口実でしかない。「この事務員がいる限り、ここはダメだなと思いました」と、女性は呆れた様子で綴っている。

特養で利用者に対して暴言。その事実を知りながら野放しする上司

特別養護老人ホームで3か月働いたという40代女性は、その時のエピソードを次のように語る。

「契約の時は『残業も多少あるけど、手当はちゃんと出る』と。実際はサービス残業だらけで一度退社してからサービス残業。副主任も『サービス残業すればいいでしょ』とカンファレンス(会議)で平気で言う」

女性が勤務した施設では、この副主任が権力をふるっていたようだ。

「副主任のお気に入りや取り巻きは仕事してなくてもおとがめなし。新人にやらせればいいと言う。副主任の気に入らない社員は徹底的にいじめられ、ノイローゼになり代行を利用し退職。利用者さんに対しても暴言を吐く。虐待を隠ぺいする副主任の取り巻き達。その事実を知りながら野放しにする施設長に統括や主任」

女性にとっては相当なストレスだったのか、「胃潰瘍になり利用者さんに対する対応のひどさやいじめに耐えられず、3か月で退職」。「利用者さんやスタッフに優しくない施設。潰れてほしい」と思いを綴っている。

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