里親が見つかるよう、保護犬をビール缶のラベルに。米国のビール会社の取り組みが話題に

11月11日(月)12時0分 FINDERS

文:岩見旦

殺処分をする事態を防ぐため、シェルターの保護犬の里親を探すさまざまな取り組みが、日本のみならず海外でも行われている。

そんな中、アメリカでユニークな方法で保護犬のアピールが行われたと注目を集めている。

他の犬と暮らせない保護犬に里親を

米国ノースダコタ州のビール会社、ファーゴ・ブルーイング社は、ラベルに避難犬の顔を載せたビールを販売した。この試みは犬の里親募集活動を行う非営利団体「4 Luv of Dog」とのコラボにより実現したもの。

ビール缶のラベルに選ばれた犬は、ニックス、ビジー、ジェンセン、ホビー、モビー、バージニアの6匹。彼らは社交性に問題を抱えており、他の犬と暮らすことが出来ない。多くの里親がすでにペットを少なくとも1匹は飼っているため、里親を見つけるのに苦労していた。

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ボランティアのアイデアが実現

「4 Luv of Dog」で4年以上ボランティアとして活動しているジェラド・ライアンさんは、いつも犬たちが助けられる方法を考えていた。普段、ビールのラベルを製造する会社で働いていたライアンさんはある時、犬たちをラベルにするアイデアを考案。上司からの賛同も得られ、ファーゴ・ブルーイング社にも協力を取り付けることに成功した。

ライアンさんは『KVRR』のインタビューに「私たちの犬は、一人で最高の人生を送ることが出来ます」と語った。

イベントは地元でも好評

犬たちは里親候補の人と会うため、11月4日の夜にビール会社で開かれたイベントに参加した。そこではクラフトビール「ファーゴオリジナルラージ」6パックを9ドルというお得な値段で販売。ファーゴ・ブルーイング社のSNS担当でマーケティングマネージャーであるタウニー・ヒューイット氏によると、このイベントで特製ラベルのビールを40パック用意し25パックを販売したとのこと。売上の一部は犬の「4 Luv of Dog」に寄付される。

ファーゴ・ブルーイング社は『CNN』の取材に対し、「この犬たちを缶のラベルにすることで、普段見過ごされていた犬たちへの関心が高まり、彼らにスポットライトが当たることを願っています」と述べた。

このイベントは地元からの評判も上々で、心温まるものだったとライアンさん。そして「この取り組みは、里親を見つけるのが難しい犬たちにとって大きなアピールとなりました。必ず里親が見つけられるでしょう」と語った。

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