世界一バカな飲み物? 磯丸水産に「ヘパリーゼの焼酎割」が存在していた
2019年11月11日(月)20時0分 Jタウンネット
海鮮居酒屋チェーン「磯丸水産」には、頭の悪すぎる飲み物がある——
通常なら絶対に混ぜないであろう、あるドリンクの組み合わせがツイッターで注目を集めている。
それがこちらだ。
話題のメニューを注文すると出てくるのは、飲み会前にお世話になる「ヘパリーゼ」と、グラスにたっぷり入った焼酎だ。この2つが同時に提供されるとなれば、ヘパリーゼ→焼酎の順に飲むのが普通だが、これはそんなに親切なメニューではない。
焼酎にヘパリーゼをドバドバ入れて飲む...その名も「ヘパリーゼの焼酎割り」だ。
まさかすぎる飲み方。しかも焼酎が「割る側」に回っている。メインはあくまでヘパリーゼなのだ。
ツイッターでは、
「ヘパリーゼの焼酎割、世界一バカな飲み物だ」
「『解毒剤入り毒』みたいな理屈じゃん、バカすぎるだろ」
「これ実質ノンアルコールじゃん」
などと話題になっている。
ヘパリーゼは自分で...
磯丸水産では焼酎割りだけでなく、ヘパリーゼ単品(ヘパリーゼ SUPER)も提供している。
メニューをめくっていると、端っこの方に「ヘパリーゼの焼酎割り」を発見。メニューはタッチパネルからも注文可能だ。
店内には魚が悠々と泳ぐ水槽が置かれ、食欲をそそる。本来ならば海鮮をつまみに日本酒を一杯頂きたいところだが、ここはグッと堪えてヘパリーゼの焼酎割りを注文。「自分はいったい何をやっているのだろう...」とい嘆く間もなく、ヘパリーゼと焼酎が運ばれてきた。
ヘパリーゼは自分で注いで作ってくれということらしい。別々に飲みたいという気持ちでいっぱいだが、焼酎が半分ほど入ったジョッキに意を決してヘパリーゼを注ぐ。
ヘパリーゼはとても黄色い。みるみるうちに焼酎がイチョウのような鮮やかな黄色に染まっていった。
黄色すぎて不気味だが、味の方はどうだろうか。
はっきり言うと味はほぼほぼヘパリーゼ。焼酎特有の腹が燃えるような感覚はあるが、パイン風味で飲みやすい。
ただ、パインと焼酎の味の組み合わせは少々微妙かもしれない。やはりこの2つは別々に飲んだ方が無難だろう。気になる人は一度試してみては。
しかし、なぜこのような組み合わせを思いついてしまったのか。磯丸水産の広報担当者は11月8日のJタウンネットの取材に、
「磯丸水産では様々なメニューを開発・会議しており、その一つとして販売した次第です。お客様がより楽しめるメニューとして提供しております」
と回答。人気ぶりについては、最近はメディアに取り上げられる機会が増えたものの、
「常に人気だったメニューではございません」
としている。