料理家タカハシユキの変態レシピ「燃える炎の激辛油鍋」とは?

2021年11月12日(金)10時50分 食楽web


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 身体があったまる料理が恋しい季節がやってきました! 今回からおうちごはんとして楽しんで欲しい、ちょっと風変わりな「変態つまみレシピ」を連載します。初回に登場するは、見るからに身体が火照りそうな「燃える炎の激辛回鍋肉(ホイコーロ)」。

 こちらのレシピを考案したのは『食楽』本誌をはじめ、様々なメディアでレシピの提供から書籍まで手がける料理家兼フードコーディネーターのタカハシユキさん。連載する「変態つまみレシピ」では、彼女が長年温めてきた料理が登場します。

 変態レシピとは「変わった食材を組み合わせたり、意外な調理法で生み出されるちょっと変で少しエロティック!?なおつまみ」。それって一体、どんな料理? と興味をそそりますよね。食卓に登場すれば話題沸騰、お酒が進むこと請け合いです。


どっちにする? 粗めの一味唐辛子にすれば、より辛さがアップ!

「燃える炎の激辛回鍋肉」はタカハシさん曰く、油が飛び散る迫力あるデンジャラスな料理。「いつもの回鍋肉が真っ赤っかに染まって、たっぷりの唐辛子をかけて熱々の油をジュワーッとかける。危険な辛さなのに旨いつまみです。酒がなくては喉を通らない!」。レシピを参考に、ぜひ作って変態な気分を味わってみてください。

作る工程も楽しい!「燃える炎の激辛回鍋肉」レシピ

 肉野菜炒めにたっぷりの唐辛子をかけ、熱々の油をジュワーっとかけるだけ! ひと手間加えるだけで、なんとも危険で身体がほてる絶品の「激辛回鍋肉」が出来上がり。

◎材料

・豚小間切れ肉……200g
・白菜……3枚
・シイタケ……3枚
・ニンジン……3センチ
・ニンニクのみじん切り……1片分
・タケノコ……1/3個
・長ネギ……1本
・絹さや(茹でたもの)……8枚
・シーフードミックス……250g
・米油や菜種油……70ml(お玉1杯ぐらい)
・片栗粉……大さじ2※同量の水で溶く
・一味……大さじ2
・調味料……片栗粉小さじ1、塩、コショウ、醤油小さじ2
・タレ……オイスターソース大さじ1、中華スープ50ml、塩少々、しょう油小さじ1

◎作り方

1.豚肉に調味料を加えてもみ込む。白菜、長ネギは3cm幅、シイタケは石突を落として2等分、にんじんとタケノコは薄くスライスする

2.フライパンに油(分量外)を入れて中火にかけ、絹さやをさっと炒めて取り出す。ニンニク、にんじん、タケノコ、白菜を加えて炒め、豚肉とシーフードミックスを加える。材料に火が通ったらシイタケ、長ネギを加えてタレをかける。沸騰してきたら、水溶き片栗粉を加えてひと煮たちさせる。まずは回鍋肉の完成!

3.どんぶり容器に2を盛り、絹さやを加えて一味をたっぷりとかける。全体が真っ赤っかになるくらいがいい感じ!

4.器の周りにアルミ箔をぐるりと高い位置まで巻きつける(長さ50cmのアルミホイルがベスト!)

5.フライパンをきれいにし、油を熱し煙が出てきたら、どんぶりの中の具に熱いうちにかける。燃える炎が見えるかも!?

※油が跳ねるので火傷に注意! 煙を出しすぎると出火の恐れがあるので、油に火が回らないように気をつけてください。

 グツグツと煮立った「燃える炎の激辛回鍋肉」の出来上がり! 激辛なのに、回鍋肉の旨みも感じる一皿。熱々のうちにヒーハーしながら、美酒とともに味わってみてください。

●料理家プロフィール

料理家・フードコーディネーター
タカハシユキさん

自由な発想と新しい視点を盛り込みつつ、基本のツボをきっちり押さえた料理を考案するフードコーディネーター。国際中医薬膳師の資格も持つことから、心と身体に寄り添う料理をモットーにしている。書籍、広告、フードスタイリング等で活躍中。

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