側線の多さに吃驚【非電化路線に乗ろう01】大船渡線その4

11月12日(火)7時0分 鉄道チャンネル

※一ノ関駅で見かけた”ECO-POWER 金太郎”EH500-77。仙台が基地の電気機関車。青函トンネルを北海道新幹線が通る様になって、役割をEH800に譲り北海道に渡ることはなくなりましたが全国的に活躍しています。

岩ノ下駅から3.8kmで陸中松川駅。

最初にこの駅に来た時、側線の多さに吃驚しました。かつては三菱マテリアル岩手工場への専用線が敷かれていたのです。しかし1996年(平成8年)に貨物列車の設定が無くなっています。

この駅も相対式ホームがズレて設置されています。手前の構内踏切で上りホームに渡ります。

下りホームに駅舎があります。というか待合室です。

駅名標。臨時快速「ポケモントレイン気仙沼号」停車駅の駅名標にはピカチューがいます。1925年(大正14年)開業。1992年(平成4年)に無人化。1999年(平成11年)に廃止されるまではJR貨物の駅もありました。

1986年(昭和61年)に隣の猊鼻渓駅が開業するまでは、景勝地猊鼻渓や旧東山町の最寄り駅として急行の停車駅でした。2010年(平成22年)有人時代の大きな木造駅舎は取り壊され現在の小さな待合室に改築されました。個人的にはとても残念ですが、古くて大きな木造駅舎には維持管理費もそれなりに必要ですから仕方無いですね。

信号は青。猊鼻渓駅に向けて進行します。

これは気仙沼から一ノ関に向かった時の前面展望。側線の広がりに驚嘆しました。いつも書きますが、線路がごちゃごちゃ入り組んでいる様は大好きな鉄道風景のひとつなのです。広い構内が魅力です。

※2016年11月撮影

あれだけあった線路が、見事に単線に収束します。

北上川の支流である砂鉄川を渡ります。渓谷の猊鼻渓はこの砂鉄川にあります。

駅予告票。猊鼻渓という名称は誰が付けたのか不明の様です。

乗り鉄の宗匠内田百閒先生を真似て、筆者も鉄道旅ではほとんど「観光」をしません。物見遊山が嫌いと言うコトではありません。単に時間と費用を惜しんで要るだけです。元々が鈍感なので日常にストレスを覚えないこともあって、気晴らしは自分で丁寧に用意した肴で一餐(いっさん=百鬼園先生がしばしば使います 1回の食事・御馳走くらいの意味です)することで済んでしまうのです。

出汁をとって、薄口醤油と味醂で味を調えて茹でたホウレン草を浸しておけば美味しい「おひたし」が出来上がり。ほぼ毎日、これは食べます。幸い三浦半島に住んでいるので新鮮なアジやカマスが安く手に入るので一夜干しを作れば、日本酒の肴は完成です。大した手間ではないし、安上がりですよ〜。

と言ふ理由で鉄道旅は観光に無縁です。でも猊鼻渓なんて文字を見ると、タマにはノンビリ景勝地なんぞ眺めてみたくもなりますね。

では、【非電化路線に乗ろう01】大船渡線その5 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

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