性行為後にメスの交尾器を破壊! 他のオスと交わることを封じる"阿部定蜘蛛"発見!!

11月12日(木)20時0分 tocana

イメージ画像:「Thinkstock」より

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 今年8月、弁護士男性を数回にわたり殴った後に男性の性器をはさみで切った、大学院生で元プロボクサー・小番一騎容疑者が逮捕され、世間(主に男性)を震撼させた。この事件は妻の不貞を疑ったことから発生した事件とされているが、割りと近いことが自然界でも行われていたと判明し、「鬼畜の所業」と話題を集めている。

 学術誌『カレント・バイオロジー』で発表されたキタコガネグモダマシの生態。シベリアや東欧に生息するこのクモのメスには、交尾器の一部を失っているものが多く見られた。そのことに気づいた、ドイツ・グライフスヴァルト大学の生物学者である、ガブリエレ・ウール氏ら研究チームは、「交尾後にオスが交尾器を破壊してしまうのでは?」という仮説を立て、研究を進めた。

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 口の近くにある1対の触肢に精子が入っているオスのキタコガネグモダマシ。交尾のときは触肢でメスの交尾器のふくらみを上下から掴み、生殖孔に精子を送り込むのだが、研究の結果、オスはメスから離れる際、交尾器を触肢で強く捻り、ねじ切ってしまうことが明らかになったという。そうすることで、メスは2度と交尾不可能になるという。

 オスのクモの中には、触肢を切り離し(去勢)、メスの交尾管に栓をするというものも存在する。これはメスが複数のオスと交尾をするも、受精できる相手は1匹と限られるからだ。ただ、キタコガネグモダマシのオスは、自身を傷つけるのではなく、メスを傷つける方法を編み出したわけである。小番容疑者は男性の性器を切り取り、男性と妻が交わる可能性を絶ったわけだが、キタコガネグモダマシのオスはメスの交尾器を破壊することで他のオスと交わることを封じた。これにはウール氏も「極めて巧妙な手口を発見したクモだ」と舌を巻いている。

 驚くべきオスグモの生態に、日本からは「鬼畜だな」「マジキチ」「人間にもこういうイカれたのいる」などの声が上がっている。中には、「アベサダグモ」と性交後に愛人の男性の男性を切り落とした阿部定を連想する人も。

 また、「カマキリを思い浮かべた」「カマキリみたいに、メスに食われたくないもんな」「カマキリのメスは交尾の後、オスを食うから、その逆か」など、カマキリの名を出す人も多い。


「メスが交尾後にオスを食べることで知られるカマキリですが、決してすべてのメスがそうするわけではありません。オスはメスに比べ小さく、さらにメスはオスを同種であると認識できないため、空腹時はエサだと勘違いし食べてしまうと考えられています。今回、交尾について明らかになったキタコガネグモダマシですが、現時点ではオスの行為にどのような意味があるかはわかっていません。というのも、まだ平均余命と繁殖率を詳しく調べていないからです。もし調べた結果、余命・繁殖率に影響がないのであれば、ただメスを痛めつけているだけになりますからね。ただ、『それはそれで同種の変態性がわかるし、何のために痛めつけるのか調べ甲斐がある』と喜ぶ輩もいると思いますよ。人間以外に快楽を求め凌辱する生物がいたとなれば、極めて異例なので」(昆虫専門店店主)

 交尾器にふくらみがあるクモは80種程おり、キタコガネグモダマシ以外にも同じ行為をするオスグモが存在すると考えられている。自分の子孫を残したいがために他のオスと交わることを禁止しているのか、それともただ痛めつけるだけの悦楽的行いなのか、是非とも解明してほしい。


※イメージ画像:「Thinkstock」より

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