里美ゆりあ600万円強盗事件、真相は準暴力団で“半グレ”元メンバー絡み? 主犯が200万円を持ち去った!?

2020年11月12日(木)7時0分 tocana

画像は、GettyImagesより引用

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 10月26日午前、東京都目黒区の中目黒駅前にある高級マンションに宅配業者を装って押し入って現金600万円を奪う事件が発生し、容疑者3人が事件当日に逮捕された。警視庁目黒警察署に強盗の疑いで逮捕されたのは、千葉県成田市の飲食店従業員(19)、千葉県印西市の塗装工(17)、千葉県千葉市の高校生(19)の少年3人だ。被害者はセクシー女優として有名な里美ゆりあさんで、事件翌日にInstagramのストーリーで事件の被害者であったことを投稿し、複数のメディア取材などにも応じて話題になった。


 捜査関係者の話によると、3人は26日の午前10時半ごろに宅配業者を装って里美ゆりあさんの自宅に押し入り、「お金を出せば帰る、俺は人を刺したこともある」などと脅し文句を並べ、クローゼットに入っていた封筒や金庫から現金を奪った疑いが持たれている。


 3人は事件後逃走したが、5時間後に神奈川県内で身柄を確保され、奪った600万円のうち約400万円を持っていた。残る200万円の行方は今も分かっていない。


「被害者宅は賃貸なら30万円以上、分譲だったら1億円以上の高級タワーマンションです。容疑者らは段ボールを持って押し入ったというから、最初から被害者宅に多額の現金があることを知っていた。現金の存在を知っていた人間が手引きしたことは間違いないだろう」(捜査関係者)


 今回事件の現場となったのは、マンションの1階に交番があり、コンシェルジュなどが常駐しているセキュリティの高いマンションだ。何も知らずに押し入ったわけがない、というのが捜査関係者の考えだ。


 トカナでは、この事件の内幕を知り得る立場にいる人物との接触に成功した。その人物は事件の裏側について、話せる範囲で教えてくれた。


「里美ゆりあさんが関係しているある組織に、何らかの繋がりがある人間が絡んでいます。準暴力団で“半グレ”の元メンバーが作った組織です」(事情通)


 里美ゆりあさんは過去、意図的ではないものの、脱税問題などを巻き起こしており、延滞金も含めて1億円以上の追徴課税をしたことで知られている。今回の強盗事件では自作自演説などがネットなどで拡散されているが、さすがにそれは考え過ぎであろう。



 裏社会では、オレオレ詐欺や闇金など裏で儲けたお金が強盗被害に遭う(“タタキ”と呼ばれる)ことは日常茶飯事だ。そして「誰それがいくら持っている」といった情報は内部から出ていることが多い。


 今回の事件も、被害者の里見ゆりあさんが自宅に大量の現金を持っていたことを知った内部からのリークで、計画された犯行なのであろうか。


「奪った600万円中で、回収できたのは逃走している車の中にあった400万円のみで、200万円は消えていますよね。その200万円を持って行ったのが指示役であり主犯だと思っており、その人物も特定しています。内部からのリークである可能性は、被害者が所属タレントであることからもさすがに考えにくいですが、被害者について必要以上の個人情報を入手できる立場の人間が関わっていると考えていますし、それについての噂もいろいろ囁かれています」(事情通)


 準暴力団で“半グレ”の元メンバーが作った組織だからといって、内部関係者が事件に絡んでいるとは考えにくい。しかし、「近くて遠い」くらいの人間が絡んでいることは容易に想像できる事件である。果たして、今回の強盗事件の裏側が明らかになる日は来るのだろうか。


 警察の調べに対して、3人の容疑者は事件の大筋を認めているという。

tocana

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