浜松のアパマンショップが「まるで餃子屋」 「物件はどこ?」→「餃子をめくると...」

2018年11月15日(木)20時0分 Jタウンネット


浜松名物といえば、昔からうなぎが有名だが、近年は餃子の街としても有名だ。消費量日本一の座を、宇都宮市と競い合っているためだ。


そんな浜松市で、いかにも餃子の街らしいと話題になっている不動産屋がある。それは「アパマンショップ浜松駅前店」。店頭には、物件の代わりに、餃子の写真がベタベタと。これ、もはや餃子屋にしか見えない。


いったい、どういうこと?Jタウンネット編集部が、店長に話を聞いてみた。


「この街に住みたい!って思わせるにはいいかもしれない」


まずは、ツイッターに届いた反応を見てみよう。


浜松駅前のアパマンショップめちゃくちゃ怖いんだけど何???? pic.twitter.com/otz4Lrkwd8
- ガラパゴスドンナ・ジャック (@JACK_RED_NIGHT) 2018年11月13日

この街に住みたい!って思わせるにはいいかもしれない。 https://t.co/7QjDrZvWRY
「浜松駅前のアパマンショップがまるで餃子屋だった「物件じゃなくて餃子紹介してる..」https://t.co/Pz5ahF1e6a にコメントしました。
- ユギ (@yugi_032) 2018年11月14日

「浜松駅前のアパマンショップめちゃくちゃ怖いんだけど何????」という感想もあれば、「この街に住みたい!って思わせるにはいいかもしれない」という意見もあった。とにかく強烈な印象であったことは間違いない。


そこでJタウンネット編集部は浜松に電話して、話を聞いてみた。答えてくれたのは、薮崎洋亮店長だ。


「店舗をもっとおもしろくしよう、という弊社の社長から指示があり、店舗のスタッフ全員でアイデアを出し合った結果、こうなりました。浜松を代表するのは、今や餃子だろう、というわけで、物件の代わりに、餃子の写真を並べてみました。ただし餃子の写真をめくると、物件の写真が出てくるのです」

「アパマンショップ」はフランチャイズチェーンであり、「浜松駅前店」を経営しているのは「MSレンタル」という会社だ。「MSレンタル」佐藤 圭司社長の号令の下、店舗のリニューアルが行われた。


「反響はすぐに現れましたね。店の前には大勢人が通るようになり、これ、何だろう? すごいね! といった声が、ひっきりなしに聞こえるようになりました。実際に店の中に入って来るお客さんの数は、以前とあまり変わりませんが......」

「とにかく話題になったことは、事実ですね」と薮崎店長。「浜松駅周辺にある餃子店の案内も用意しておき、自由に持ち帰れるようにしているのも、好評のようです」とのこと。


静岡県西部にある浜松市は、人口は約79万人の政令指定都市だ。自動車メーカーのホンダ発祥の地であり、スズキやヤマハといった大企業も本社を構えている。下請けの中小企業の数も多い。また静岡大学の浜松キャンパスをはじめ、公私立の大学、専門学校も多い。


「進学や就職で、初めて浜松に来た、というお客様も多いのですが、良い情報を提供することが、私たちの仕事です」

数多くの顧客を引き付けるための一つの知恵が、餃子の写真満載の店舗というわけだ。


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