<ジャニーズJr.のデビュー問題>キスマイ北山&エビ五関は、後輩に夢と希望を与えた

11月15日(水)17時0分 週刊女性PRIME

イラスト/びーえいち

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 ジャニーズやK-POPをはじめとした、日韓のアイドルの応援を日々の生きがいとし、気づいたらとある現場でトップヲタクになっていた<男子>大学生・あくにゃんのコラム。



〈第二声〉

Jr.にとってデビューとは何か

〜ファンが望む世界はどこにある〜

 今、ジャニーズJr.の勢いがすごいことをご存じでしょうか。違った個性を持つユニットが複数存在し、さらに、どのユニットも人気があり、本来バックダンサーであるはずのJr.でありながら数々の雑誌で表紙を飾ったり、特集を組まれたりすることが増えています。『ジャニーズJr.祭り』と題し、Jr.だけで開催されたコンサートでは、

・横浜アリーナ3日間、6公演

・大阪城ホールで1日、3公演

・さいたまスーパーアリーナ2日間、4公演



 合計で約30万人近くのファンを動員しています。

 前述のように、Jr.内には複数のユニットが存在しているため、どのユニットがデビューするのかという話題がしばしば出ます。先日、週刊女性PRIMEで発表された『1万人が答えた<デビューしてほしいジャニーズJr.ランキング>』を参考に、Jr.とデビューについて考えていきましょう。

■ジャニーズ流デビューのきっかけ



 そもそも何をきっかけにデビューが決まるかですが、今まで多くのきっかけとなってきたのが4年に1度開催される『ワールドカップバレーボール』です。

 1995年の『V6』に始まり、『嵐』、『NEWS』、『Hey! Say! JUMP』、『Sexy Zone』が4年おきにデビューしています。前回の2015年度大会は、2011年に続き、『Sexy Zone』が担当したためデビューはありませんでしたが、時期的にいくと、2019年度の大会ではいずれかのユニットがデビューするか、1年待って2020年のオリンピックに合わせてデビューすると予想します。

 2019年までには、あまりにも時間があるため、私個人としてはユニット再編成もあるのではないかと考えています。

■デビュー適齢期はいつか



 初代『ジャニーズ』や『フォーリーブス』から、最後にデビューした『ジャニーズWEST』までの歴代デビュー年齢を見てみると、多くのJr.が16〜18歳でデビューしていました。過去を振り返ると、現在ユニット内平均年齢が15.6歳の『HiHi B少年』が、最もデビューに近いということが言えます。

 しかし、16〜18歳というのはあくまでも平均値であり、『Sexy Zone』のマリウス葉氏が、11歳という若さで、史上最年少デビューをしている一方で『A.B.C-Z』の五関晃一氏が、26歳6か月で史上最年長デビューをしているというケースもあります。

『Kis-My-Ft2』、『A.B.C-Z』には、10年以上Jr.として活躍した10年選手が数名おり、“若くなければ、デビューができない”と思っていた当時のファンたちにとって彼らのデビューは、かなり衝撃的でした。

 そしてこの2組によって、年齢や所属歴が長いJr.でも、もしかしたらデビューがあるのか、という期待をもてるようになり、どのユニットにもチャンスがあるというのが現状です。



■本当にデビューしてほしい?



 いま一度考えてほしいことは、本当にファンの人たちは“デビューをしてほしい”のでしょうか。前の担当がデビューしてしまったから今のJr.の現場に流れてきた人や、Jr.を応援する理由に“デビューしていない良さがあるから”を挙げる人もいるはずです。

 先ほどのランキングに寄せられたコメントを見ると、『デビューしてほしいJr.ランキング』というよりも、『報われてほしいJr.ランキング』という単語のほうがふさわしいように感じます。

 1位に『Mr.KING』、3位に『Prince』という結果には普段から彼らが中心となることがあるため、妥当性を感じました。

 2位の『SixTONES』という結果には個人的に驚きましたが、『B.I.Shadow』のメンバーであった中島健人氏や菊池風磨氏が、『Sexy Zone』としてデビューを果たした一方で、同じメンバーだった松村北斗氏や、高地優吾氏の存在は、たしかに報われてほしい度を上げています。

(※正しい高地優吾氏の名前表記は“はしごだか”です)



 逆にいうと、まだ下積みの浅い『HiHi B少年』が6位という結果には納得がいきます。

 学校との両立や過酷な公演スケジュールなどといった、これまでの<努力>や、ユニットに入れなかった時期や、後輩のほうが先にデビューした<悔しさ>など、その不遇な“下積み時代”への、妥当な評価方法としての“デビュー”になっているように感じます。

 年長者として、MCなどでJr.全体を引っ張りつつも、ずっとユニットに所属していなかった安井謙太郎氏(Love-tune)に、20代の学生と50代のパートの人が「報われてほしい」とコメントしていることからもわかります。

 しかし、「報われてほしい!」「真ん中で輝く姿がみたい!」「デビューしてほしい!」というコメントが多いのに、「ファンが増えてほしい」「もっと多くの人から評価されてほしい」という言葉が少ないことは、注目すべき点であり、「デビューしてほしい」という気持ちとの間に矛盾を感じます。



 多くの人からの支持や、集客力があることを認められれば、デビューできるはずなのに、それを望むファンは少なく、今まで通りの閉じた世界を求めています。デビューはあくまでも“推しの願い”、もしくは“推しの頑張りを救うための装置”であって、ファン自らの願いではないということなのかもしれません。

 しかし、推しの掲げる夢に自分自身の夢も同一化してしまい、人気者にはなってほしくないと思いつつも、デビューはしてほしいと思ってしまう気持ちは理解できます。

 私も、推しの井上瑞稀氏(HiHi B少年)がデビューしたいというならしてほしいですが、実際にデビューされてしまうと、きっとブーブーいうと思います。彼が夢を叶える瞬間や報われる瞬間は見たいですが、それにより人気を獲得し、チケットの倍率が上がって、彼を観に行けなくなるのは辛いです。

 たしかに、Jr.にとってデビューは大きな目標です。デビューが難しいと分かった時に、自身の年齢を考えて辞めていくJr.もいます。だからこそ、どこかのタイミングで、デビューをして、アイドルを続けてほしいのですが、すべてのユニットがデビューをすることが難しい今、誰もデビューせずになんとなく、均衡を保っている今の体制は、ある種、妥当なのかもしれません。

 また、今はジャニーズを辞めたメンバーが他事務所からデビューするケースもあるため、彼らの姿を見た現役のJr.たちが、どう判断するのか……という点も気になります。

<筆者プロフィール>



あくにゃん◎1995年生まれ。ジャニーズやK-POPをはじめとした、日韓のアイドルの応援が日々の生きがい。

Twitter/ @akunyan621

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