「女性はタンポンで感じている」「タンポン使用者は非処女」タンポン使用者に対する勘違いが怖すぎる

11月18日(土)22時0分 messy

 先日、Twitterで「女性は月経コントロールができる」「コントロールできるのだから、生理用品は不要」というツイートが話題になりました。生理(月経)の経血をコントロールすることは不可能ですし、生理用品も女性にとって必要不可欠なものです。

 女性も男性のカラダや男性特有の生理現象を100%理解できているわけではありませんが、ネットでは、女性のカラダや女性の生理現象を理解できていない男性、ないしは間違った知識を信じている男性がたびたび浮き彫りになっています。

「女性はタンポンを入れると気持ちいい」「タンポンを使っている女性は非処女」という“トンデモ論”まで飛び交っていますが、言わずもがな、この2つは間違いです。

膣は異物を入れられただけでは感じない

 ユニチャームの「タンポンNavi」が、膣の構造をわかりやすく説明してくれています。膣には違和感を感じる「違和感ゾーン」と感覚がない「無感覚ゾーン」があって、タンポンは「無感覚ゾーン」に挿入するので、違和感を感じないのです。その「無感覚ゾーン」は、神経が通っていない膣の奥。タンポンが奥まで入らなかった場合、違和感を覚えてしまいます。間違った挿入をしてしまった場合でも感じるのは“違和感”で“快感”ではありません。

 そもそも膣というものは、「何かが入ることで性的快感を得る」ものではありません。膣は赤ちゃんを産む時の産道でもあるので、膣自体の感度は鈍いと言われています。もし膣全体が敏感だったら、出産の痛みに耐えられなくなってしまいます。ですから、女性は膣にタンポンを入れただけでは感じませんし、なんなら指や男性器を“入れただけ”では感じません。

 膣で快感を得ることはある程度の訓練が必要です。性的興奮が高まっている時ですら難しいと言われています。よって、平常時に膣にタンポンを入れても「感じる」ことはありません。タンポンを1日中挿入していて、感じまくっている女性なんて絶対いません。



 そして、「タンポンを使っている女性は非処女」についても大きな間違いです。これも「タンポンNavi」で説明されていますが、処女の女性でもタンポンは使用できます(性交の経験がないと、膣にタンポンを挿入しにくかったり、挿入時痛みを伴うことはある)。そもそも処女膜は”“膜”ではなく膣口にある伸縮性にとんだ粘膜のヒダ。ヒダの中央には直径2cm程の開口部があって、そこから経血やオリモノが外へ出ていきます。タンポンは直径1cm程度なので、処女膜を傷つけたり、膣を大きく広げることもありません。

 Twitterでの「女性はタンポンを入れると気持ちいい」という話題で、「生理終わりかけ数日前から入れていたタンポンを引き抜いて、その代わりに男性器を挿入する(したい?)」という妄言がありました。そもそもタンポンの使用時間は「4〜8時間が目安」で「連続使用は控える」と説明書に明記されています。それを守らなかった場合、膣内に黄色ブドウ球菌が増殖し、トキシックショック症候群(TSS)を引き起こす可能性があります。数日もタンポンを入れていた膣に男性器を挿入する行為はかなり危険です。

 タンポンの使用率はナプキンより低いため、女性でも正しい知識を得ていないことがあります。それでも「タンポンで感じる」と勘違いする女性はおそらくいません。男性側からしたら、女性のカラダは分からないところだらけかもしれませんが、“正しい知識を知る”と心がけるだけで、無用な勘違いを避けることができるのではないでしょうか。

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