新大阪駅の隠れた名物土産! 洋食屋『YOKOO』の「ミックスサンド」が人気のワケ

2023年11月18日(土)10時50分 食楽web


食楽web

●JR新大阪駅でも売られ、SNSで度々話題になる『YOKOO』の「ミックスサンド」。大阪在住ライターが人気の秘密を探ってきた!

 出張や旅行で大阪を訪れるときの玄関口、JR新大阪駅。駅周辺にはたこ焼きやお好み焼き、串カツなど、あらゆる大阪グルメが集結しています。新幹線に乗る直前に、サクッとお土産やお弁当を買う人は多いと思いますが、たくさんのお店が並んでいるため、どれを買おうか迷ってしまいませんか?

「王道の大阪グルメは食べ尽くした」、「いつもとは違うお土産を買いたい!」という方にオススメなのが、『YOKOO(ヨコオ)』の「ミックスサンド」です。

『YOKOO』は、大阪・福島で50年愛されてきた老舗の洋食屋。JR新大阪駅の新幹線改札内のフードコート「大阪のれんめぐり」にも店舗があり、オムライスやカレーライス、サイコロステーキなどが食べられます。王道の洋食を堪能するのもいいですが、SNSで「絶品」と何度も話題になっているのが「ミックスサンド」。

 牛カツサンドとたまごサンドがセットになっており、4切950円、6切1780円とかなり強気な値段設定です。大阪で生まれ育った筆者はコスパにうるさく、普段はサンドイッチに1000円以上出すなんて考えられません。しかし、こちらの「ミックスサンド」だけは新幹線に乗るときについつい買ってしまいます。

 早速、その魅力をご紹介しましょう。

老舗洋食屋が本気で作った、極上の「ミックスサンド」

 注文すると作り置きしてあるものを出してもらえるので、新幹線の発車時間が迫っているときでも安心。時間があるときは、店員さんに頼めばその場で具材を揚げてサンドにしてくれますよ。店内でも食べられますが、今回はテイクアウトして自宅でゆっくり味わうことにしました。


1780円

「ミックスサンド(R)」には、牛カツサンドが4切、たまごサンドが2切。ソースの香りと上品な出汁の香りが漂ってきました。中央がピンク色のやわらかそうな牛肉と、ツヤツヤとした厚焼きたまごは、見ているだけで幸せな気持ちになります。

まるでステーキ! 希少部位のフィレ肉を贅沢に使用

 レアな牛カツサンドにかぶりついてみると、分厚いのに歯がスッと入っていきます。濃厚な赤身の旨みがガツンときて、少し甘めソースが効いています。衣が薄く油っぽさがないため、冷めてもおいしさはそのまま。ソースが染み込んだパンは良い意味で存在感がなく、まるでステーキを食べているかのようです。

 牛肉は厚みのあるフィレ肉を使っているらしく、キメが細かくしっとりとやわらかい。脂肪が少なく上品な味わいで、揚げているのに驚くほどあっさりしています。フィレ肉は牛肉の中でも希少性が高い部位なので、この値段にも納得。いつも食べているガッツリとしたカツサンドとはまったく違う、ワンランク上の味です。


[食楽web]

 半分くらいそのまま味わったら、添えてあるカラシをつけて食べるのもおすすめ。爽やかな辛みが牛カツの旨みを引き立ててくれます。

トリュフが香る! サクぷる「たまごサンド」

 筆者が特に好きなのが「たまごサンド」です。厚焼きたまごのサンドイッチはよくありますが、こちらはなんと、パン粉をつけて揚げているんです。外側はサックリしていて、中はぷるぷる。卵のやさしい風味と甘めの出汁がじんわりと口の中に広がります。

 また、トリュフオイルが使われているのも特徴。出汁と卵の風味を損なわない程度に、ほんのりと豊かな香りが鼻に抜けます。ふわふわパンには卵と相性のいいマヨネーズが塗られており、まろやかな味とコクがプラス。ふわっ、サクッ、ぷるっと、一口でいろいろな食感を楽しめる至高の「たまごサンド」です。

旅のお供にもお土産にも!

『YOKOO』の「ミックスサンド」は匂いが少ないので、新幹線の中でも周りを気にせず食べられます。1780円と勇気がいる値段ですが、旅の締めくくりをより良いものにしてくれるはず。いつもとは違うお土産を探している方、ちょっと贅沢な駅弁をお探しの方は、ぜひ食べてみてください。

(撮影・文◎安達春香)

●SHOP INFO

YOKOO 大阪のれんめぐり店

住:大阪市淀川区西中島5-16-1 JR新大阪駅新幹線改札内3F
営:9:00〜21:10
休:年中無休

食楽web

「大阪」をもっと詳しく

「大阪」のニュース

「大阪」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ