【茨城県】無数のブラジャーが吊るされた「ブラ寺」に潜入! 五寸釘を刺されたリカちゃん人形も…怨念廃墟の真相とは!?

11月18日(土)11時0分 tocana

写真=小倉門司太郎

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日本全国には様々な廃墟があるが、廃墟マニアの間で“日本最狂”とされている物件がある。その物件は、茨城県北部の山中にあり、急な階段を登りきったところで、その姿を現す。「ブラ寺」や「詐欺寺」と呼ばれている。

 “ブラ寺”と呼ばれているのには、そのワケがある。この廃寺に残されている建物の中に、無数のブラジャーやガーターベルトが吊るされているからだ。とりわけ、本殿のすぐ横にある3階建ての建物の2階部分にある部屋は、「壮絶」だ。

 100以上のブラジャーやガーターベルトが吊るされているだけではなく、“M”という特定の女性の名前が書かれた小さな紙が貼られていたり、吊るされたりしている。そして、この部屋には、『祭壇』のようなものがあり、厨子や写真、名刺などが置かれている。また、“89jr3fj9う(判読不可能)” や“SEX”とマジックで書かれているブラジャーもある。五寸釘が打たれているリカちゃん人形や“M家の墓”というオブジェクトもある。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/11/post_15108.html】

 この廃寺には、本殿を含めて5つの建物が残されている。そこをくまなく回ってみるとブラジャーの数は、優に500を超えていることが分かった。どれも新品と思われるが、費用がどこから出ているのか不思議だ。また、ところどころに「ヨガ教室で怪我をした」、「ダイエットに失敗した」、なとど書かれている張り紙もある。3階建ての建物の中にある大広間には、セミナーやイベントのときの記念写真をファイルしたアルバムや通帳などが散乱している。

 ある廃墟マニアは語る。

「3年くらい前に行ったときは、ブラジャーはありませんでしたね。今年に入ってから作られたものと考えられます。一体、誰がどんな目的でやっているのでしょうか? 物件としては、かなり面白い部類に入るのですが、写真を撮っていて怖かったですね。あれを作った本人が来たら何をされるか分かりません。他の廃墟マニアとも話すのですが、あのアート作品もどきは、数カ月に1回くらい“更新”されているようなんです。本当に恐ろしいことです……」(千葉県在住の廃墟マニアの男性)

 ブラジャーやガーターベルトを使ったこれらのオブジェは、一見、アート作品のようにも見えるが、そう考えることは難しい。どう考えても「怨念」のようなものが先行しているからだ。アート作品自体を作るのであれば、他の廃墟で展開することも可能だ。もちろん、ギャラリーで展示をしても面白い。茨城県の山中でここまで大掛かりなものを作るということは、それだけ深い「怨念」があるのだろう。“M家”という特定の家がターゲットとなっていることは明らかで、後で調べてみたところ、その中のM氏は、後に愛知県内でヨガ教室を経営していることが分かった。何度か電話をかけてみたが繋がることはなかった。

 そもそもこの寺は、真言宗醍醐派に所属していた。そこから離脱したのは1988年のことで、独立してから一気に方向性が変わっている。霊視鑑定を軸として活動するようになると、「あなたには水子の霊がついている」などといった説明をするなどして、数百万単位の供養料を請求して詐欺商法の舞台となった。1990年代のことだ。

 その後、消費者センターに次々と苦情が寄せられるようになると、多額の損害賠償請求が起こり、僧侶たちは寺を捨てた。廃墟となったのは、この頃だと考えられる。場所を移して、関西地区で同様の活動を再開したという話も聞かれる。

 あまりにもトチ狂った「ブラ寺」……。“M家”をターゲットにしていることは明らかだが、“作者”の真意までは見えてはこない。どんなに興味があっても、一人で行くことだけは避けたい。いつ何時、当の人物が現れるか分からないからだ。
(写真・文=小倉門司太郎)

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