ノンカフェイン、植物の恵みたっぷりの「タンポポコーヒー」とは

2022年11月21日(月)17時0分 ココカラネクスト

 コーヒーは好きだけど、カフェインの摂りすぎが気になる…。そんな方におすすめしたいのがノンカフェインのタンポポコーヒーです。従来のコーヒーにはない効能・効果をご紹介します。

【関連記事】毎日3杯のコーヒーで生活習慣病が改善できる! コーヒーと健康について

タンポポコーヒーとは

タンポポコーヒー(タンポポ茶)とは、西洋タンポポの根を乾燥、焙煎して作った飲料です。ほのかな苦味があり、コーヒーに似た味わいがあることから、タンポポコーヒーと呼ばれるようになりました。

西洋タンポポはキク科の多年草です。英語では「ダンディライオン」といい、ライオンの歯を意味します。欧米では、有用なハーブの一つとして古くから親しまれてきました。

タンポポコーヒーにはカフェインが入っていないため、妊娠中や授乳中の女性、子どもでも安心して飲めるお茶として人気があります。

タンポポコーヒーの成分と魅力

●むくみの予防や改善
タンポポの根に豊富に含まれるカリウムには、不要な水分や老廃物を尿として体外に排出する働きがあり、むくみ解消に有効です。足の筋肉が衰えると、血流が悪くなり、下半身がむくみやすくなりますが、カリウムにはナトリウムと相互に作用して、筋肉のエネルギー代謝や収縮を正常に保つ働きがあり、足のポンプ機能を助けて血流を促してくれます。

●胃や肝臓の活性化
タンポポの根や葉に含まれる苦味を感じさせる成分には、胃や肝臓の機能を活発にして、消化液や胆汁の分泌を増やす働きがあることから、胃もたれや消化不良、食欲不振などの改善に有効とされています。食べ過ぎた翌日に取り入れるのもおすすめです。

●便秘解消
タンポポコーヒーには食物繊維のイヌリンが豊富に含まれており、便を柔らかくして、排便をスムーズにしてくれる効果が期待できます。イヌリンはゴボウや玉ねぎにも含まれている水溶性食物繊維で、一緒に摂った糖質の吸収を抑える働きも持っているため、ダイエットにも適しています。

●母乳の分泌を促進
タンポポコーヒーには母乳の分泌を促す効果も期待できます。母乳の出が悪いと悩んでいる授乳中の女性にとって心強い味方となってくれるでしょう。

ノンカフェインで植物の恵みがいっぱいのタンポポコーヒーを毎日の健康維持に役立ててください。ただし、キク科アレルギーの人は注意しましょう。

【参考】
「ハーブでデトックス!ダンデライオンの効能とおすすめのとり入れ方」.養命酒
https://www.yomeishu.co.jp/health/3638/
(参照 2021-06-28)
「西洋タンポポ|成分情報」.わかさの秘密
https://himitsu.wakasa.jp/contents/dandelion/
(参照 2021-06-28)

「文:けんこうフィットNEWS 」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

ココカラネクスト

「効能」をもっと詳しく

タグ

「効能」のニュース

「効能」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ