宮崎・小林市長がまさかのYouTuberデビュー マジで挑戦「シムシティ」実況プレー

2018年11月21日(水)13時45分 Jタウンネット

宮崎県小林市の宮原義久市長が2018年11月14日、まさかのYouTuber(ユーチューバー)デビューをはたした。


公開された動画で宮原市長は、スマートフォンゲーム「シムシティ ビルドイット」をプレー。ゲーム内に再現された小林市で、市政の課題を発見していくという。


訛りが強すぎるんじゃ


動画は、どこかで聞いたことのあるような「よしひさしちょー」というテロップで紹介された宮原市長のほか、地方創生課「あんらく課長」と共に進行していく。挨拶も早々に以前、訛りが強すぎてフランス語に聞こえると話題になった西諸(にしもろ)弁が炸裂。固有名詞や数字の部分は難なく聞き取れるが、それ以外部分は難しさを感じる。時折出てくるテロップが、埼玉県民の筆者にとって重要なガイドラインだ。


肝心の内容はゲーム内の小林市を探索。ゲーム内の市民満足度に触れ、「シムの声」と呼ばれる吹き出しに市長が大真面目に答える。そして市政の課題を発見するというものだ。


何故、シムシティにこだわるのか。実は小林市には「シムシティ課」なる部署がある。何でも今まで書類上で考えていた街づくりだがゲームを通じて視覚化。「みんながイメージできるまちづくり」を目指すというもの。市民を巻き込んで小林市の未来を考えようというものだ。


今回の動画も「シムシティ課」の取り組みをわかりやすくPRするために実現した。公開から1週間が経過し、ユーチューブにはユーザーからのコメントが寄せられており、


「これ面白いなぁ〜! ただやっぱ大事なのはゲームで検証して実現可能なものはちゃんと実現させることよね」
「頼もしい」

などのコメントが寄せられている。


仮想と現実で視点を行き来させることで数年後に全国の市町村が真似をしたくなるような街になっているかもしれない。


動画出演と思い切った決断をした宮原市長は「未来を担う若者に政治やまちづくりに興味を持ってもらうきっかけに」とコメント。動画を通じて小林市だけでなく自分が住む街のについて考えてほしいという。


「まちには、若い人の力が確実に必要です」

と話す宮原市長。動画の「ゆるさ」と裏腹に確固たる決意があるようだ。

Jタウンネット

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