国家公務員採用2018、専門職試験(高卒程度)合格発表…刑務官5倍

2018年11月21日(水)12時45分 リセマム

国家公務員試験採用情報NAVI

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人事院は2018年11月20日、平成30年度(2018年度)国家公務員採用試験(専門職試験・高卒程度)の合格者を発表した。倍率は、皇宮護衛官が24.1倍、刑務官が5.0倍、入国警備官が11.2倍、海上保安学校学生が6.2倍。

 国家公務員採用試験(専門職試験・高卒程度)は、9月16日に刑務官採用試験の第1次試験、9月23日に刑務官採用試験以外の第1次試験、10月16日から26日の間に第2次試験を実施した。

 皇宮護衛官採用試験(高卒程度試験)は、採用予定者数18人に対し、申込者数555人、合格者数23人で、倍率が24.1倍。このうち女性の合格者数は9人で、合格者に占める割合が39.1%と過去最高だった。

 刑務官採用試験は、採用予定者数814人に対し、申込者数5,027人、合格者数1,009人で、倍率が5.0倍。このうち女性の合格者数は222人で、合格者に占める割合が22.0%となった。

 入国警備官採用試験は、採用予定者数90人に対し、申込者数2,072人、合格者数185人で、倍率が11.2倍。このうち女性の合格者数は52人で、合格者に占める割合が28.1%となった。

 海上保安学校学生採用試験(航空課程以外)は、採用予定者数319人に対し、申込者数3,482人、合格者数562人で、倍率が6.2倍。このうち女性の合格者数は94人で、合格者に占める割合が16.7%となった。

 最終合格者は、採用候補者名簿(1年間有効)に得点順に記載され、この名簿に記載された者の中から採用者を決定する。なお、採用は原則として2019年4月となる。また、海上保安学校では、採用候補者名簿に記載された者の中から本人の成績などを考慮のうえ、採用のための意向調査を逐次行い、最終的に入校者を決定する。入校者は2019年4月に一斉に入校する。

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