子どもの性被害、相談窓口などを周知する小学生向けリーフレット

2018年11月22日(木)12時15分 リセマム

子どもの性被害等に係る被害相談窓口および支援の周知に関するリーフレット(小学生用)

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警察庁は2018年11月14日、小学生向けの「子どもの性被害等に係る被害相談窓口および支援の周知に関するリーフレット」をWebサイトに掲載した。性被害事例をマンガで紹介し、性被害に気が付いていない子どもに相談してほしいという。

 警察庁は子どもの性被害根絶に向け、対策の強化を図っている。「子どもの性被害等に係る被害相談窓口および支援の周知に関するリーフレット」は、おもに小学生に向けた性被害対策リーフレット。性被害にあっていても気が付いていない子どもたちに、「これって自分のことかな?」と気付いて相談してもらい、これ以上被害にあわないようにしてもらいたいという想いが込められている。

 子どもが、「あれ?おかしいな?」「やっぱり変なのかな?」と思ったけれど言い出せずにいることを大人に相談できるようにするため、性被害事例をマンガで紹介。「おかしいな、ちょっと変だな…」と思うことは、家族や学校の先生、養護の先生など、周りの信頼している大人などに相談するよう呼びかけている。

 知っている人に話せない場合には、警察官や専門家の大人に相談できることも紹介。警察や法務局、児童相談所、文部科学省などの相談窓口も掲載している。名前を言わずに「匿名」で相談できることにも触れており、子どもが思っていることを聞かせてほしいとしている。

 また、家庭内での早期発見・早期対処が大切であることから、子どもと一緒に確認できるチェックポイントも掲載している。異変を感じたら、子どもを責めずに子どもの話に耳を傾け、保護者も一緒に相談してほしいという。

 リーフレットは、警察庁Webサイトで閲覧できる。

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