「ノロウイルスには〇〇が有効」これからピークを迎えるノロウイルス対策、注意したいポイントとは

2022年11月23日(水)11時0分 ココカラネクスト

 秋〜春先にかけて流行ってくるノロウイルス。

これからの時期は注意が必要になってきます。

今回は、鍼灸治療や和漢診療などを専門とするmeilong代表・石川美絵先生に、ノロウイルスに関するお話を伺いました。

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ノロウイルスとは、手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こす原因ウイルスのひとつを指します。

そのため、まずノロウイルス対策の大切なことは、とにかく手洗いをすることです。

注意して欲しいことは、ノロウイルスはアルコール消毒が効きにくいことです。塩素系の消毒でないと有効ではありません。

最近はコロナウイルスの影響もあり、アルコール消毒を行う機会が増えていますが、ノロウイルスにはあまり効かないことを覚えておいてください。

そして、重症化のリスクにも注意が必要です。

一般的には軽症で済む場合が多いですが、高齢者がノロウイルス感染症にかかった場合、免疫力が低いと、下痢や嘔吐などによって脱水症状を引き起こすことがあります。また、高齢者は基礎疾患(持病)を持っている人も多いため、ノロウイルス感染症にかかることで全身の状態が悪化し、命に関わるケースもあります。

また、乳児のノロウイルス感染症は、大人のノロウイルス感染症と比較すると下痢よりも嘔吐の症状が中心になることが一般的です。乳児も高齢者同様、免疫力や物を飲み込む力が弱いため、嘔吐物を喉に詰まらせてしまい、窒息などに結びつく可能性があります。

冬場は特にノロウイルスが流行する恐れがあります。

まずはとにかく手洗いをすることを心がけ、周りに高齢者や乳児がいる方は、特に気をつけてくださいね。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。

ココカラネクスト

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