プロが教える「加湿器フィルターにはクエン酸が効くけど、注意しないと……」 知っておきたい“落とし穴”に「ためになります」
2024年11月23日(土)10時15分 ねとらぼ
投稿者は「栄電気」(東京都江東区)を営む沼澤栄一さん。電気機器の失敗事例や予防方法、選び方など電気に関するお役立ち情報を数多く発信しており、今回は加湿器のフィルターの洗い方を解説します。
フィルターに付着している白い汚れの正体は、水道水由来の「カルキ」。この汚れには、クエン酸を溶かした水にフィルターをつけて洗う方法が有効です。しかし中には、フィルター洗浄のために“クエン酸入りの水を加湿器へ入れて運転させてしまう人”もいるそうです。
クエン酸がカルキ汚れに有効なのは酸性物質なため。電気製品にとって酸性物質は大敵であり、もしクエン酸入りの水を加湿器で噴霧してしまうと内部の機械を壊してしまう可能性があります。
そのため、今回紹介した洗浄方法で注意すべき点は、「クエン酸入りの水につけた後、真水でフィルターを洗うこと」。酸性物質をしっかりと洗い落としてから加湿器にセットして使うよう呼びかけています。
最後に、クエン酸を溶かした水を加湿器に入れて運転しないようあらためて注意を促した沼澤さん。概要欄では、「クエン酸の量は汚れの程度で違うのでいろいろ試してみてください。逆にその結果教えてくださいね」と補足しています。
コメント欄には、「いつも ありがとうございます」「勉強になります!」「ありがとうございます。やってみます!」といった感謝の声とともに、「クエン酸でも白いガビガビが取れないのですが、どうすれば良いのでしょうか?」との質問も寄せられました。沼澤さんによると対処法は「クエン酸の量を増やすことと、つけておく時間を長くすること」なのだそう。フィルターは消耗品であるため、それでも落ちない場合は交換することを勧めています。
沼澤さんはこの他にも、電気に関するさまざまなアドバイスやライフハックをInstagramアカウント(@sakaedk_kameido)で数多く公開中です。
画像提供:栄電気/沼ちゃん(沼澤 栄一)(@sakaedk_kameido)さん