警備員が「3時間前に死亡した患者」を案内する心霊映像! 自動ドアが開き…
2022年11月22日(火)14時0分 tocana
病院で亡くなった人の幽霊が出る、という怪談はよく聞く話だが、アルゼンチンにて病院の警備員が「患者の幽霊」らしき人物と挨拶している様子が動画に捉えられて話題になっている。
12日土曜日、ブエノスアイレス市にあるフィノチエト療養所でのこと。夜中の3時ごろ、病院のフロントにいた守衛は、自動ドアからお年寄りの女性が入ってきたことに気づいた。女性は病室に見舞いにいった際に忘れた物を取りに来たと説明したため、館内を案内して女性を病院に通したという。しかし数時間たっても女性が戻ってこなかったため、女性が向かったフロアに電話をかけたところ、なんと「フロアにそのような女性は来ていない」という返答が帰ってきたのだ。そこで彼は女性が入館したときの書類を確認。その女性の名前と915号室に向かったことを告げた。すると、フロアのスタッフはその女性が、守衛が案内する「3時間前に亡くなった患者」であることを告げたのだそうだ。
興味深いことに、守衛が来訪した女性とのやり取りした様子は病院の監視カメラで実際に記録されていた。映像では建物のドアが開くと同時に警備員が机から立ち上がり、「誰も入ってきていない」にもかかわらず、クリップボードを手にして何者かに話しかけるように前に歩いていく様子が記録されていた。守衛はその人物に車椅子を勧めてもいたが、それは拒否されたようだ。そして、最後には見えない何者かを建物の中に案内して警備員は持ち場に戻っていった。
この映像がネット上で公開されるとアルゼンチンのSNS上で大きな反響を呼び、「本物の心霊現象を捉えた動画」だとして話題になっている。この映像の真偽については明らかにされておらず、病院側もこの動画については調査中であると語っている。しかし一方で、他の監視カメラの映像を確認した所、ある自動ドアが特に何もしていないのに作動しているケースが何回か確認されたという。そのため、この動画は「自動ドアの故障に気づいた守衛が監視カメラに向けて芝居をうったもの」という疑惑も出ているようだ。
果たして、この動画に記録されたのはリアルな演技なのか、それとも本物の心霊現象なのか。気になる人はぜひ動画をみて確認してみてほしい。
参考:「Coast to Coast AM」、ほか