JR原宿駅の建て替えに「何とかならないか」の声が出る、あの駅舎復元の影響

11月24日(日)10時0分 アサ芸Biz

原宿駅

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 JR東日本が、現在工事が進められている原宿駅の新駅舎と新ホームを、20年3月21日から使用開始すると発表。現在の木造駅舎は東京五輪後に解体することが決定しており、取り壊しに惜しむ声が相次いでいる。
 
「2階建ての新駅舎は、1階に駅施設やコンビニエンスストア、2階にはカフェが入ることになっており、コンコースは約3倍、トイレは約2倍に拡大されるといいます。現駅舎は新たにできる商業施設の一部になりますが、できる限りデザインを再現して建て替えられる予定となっています」(鉄道ライター)

 今の原宿駅は1924年に二代目として建設され、今年で95歳を迎える都内最古の木造駅舎だ。八角塔を持つ昔懐かしい西洋建築は地元民からも愛されている原宿のシンボルとなっているが、建物の老朽化や防火地域の基準を満たしていないことなどの理由から取り壊しが決定している。
 
 これに対してネット上では、《まさか100年近い歴史のある駅を取り壊すとは…》《今のいかにも原宿らしいデザイン壊すのが惜しい》《日本は古い建物に対する保存意識が全くないから本当に残念》《部材は確保しておいて、できる限り再現じゃなくて完全に再現して欲しい》など、とする声が多く寄せられている。
 
「完全再現も望む声が多いのは、創建当時のまま復元されることが決定した国立駅の影響があるからでしょう。国立駅は原宿駅とほぼ同時期の1926年に建設された三角屋根が特徴的な西洋建築で、06年に取り壊されましたが、解体された部材は保管され、国立市と市民の熱心な働きかけによって17年2月に再築用地が確保されたことで復元が決定。20年の完成を目指して建設が進められています。原宿駅もできる限りデザインを再現してということですが、一部は商業施設の敷地になるということですから、部材を残して完全再現というのは難しいのではないでしょうか。どうせ完全再現できないのであれば、どこか別の場所に移築するなど対応していただきたいものですが…」(鉄道ジャーナリスト)

 果たして、現駅舎はどこまで再現されるのだろうか。

(小林洋三)

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