手は人体の縮図!指ヨガでお手軽セルフケア

2022年11月24日(木)17時0分 ココカラネクスト

 東洋医学では「手は人体の縮図」といわれているほど、全身の健康と密接な関係があります。身体中の器官とつながるツボを押して、通常のヨガのようなリラックス効果を得られるのが「指ヨガ」です。

いつでもどこでも手軽にできる指ヨガで、心と身体のバランスを整えましょう。

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指ヨガとは

今ではすっかり定着した感のあるヨガ。興味はあるけれど、忙しくてなかなかレッスンに通えないという人もいるかもしれません。そこでおすすめしたいのが指ヨガです。

指ヨガは、東洋医学の「全体即部分、部分即全体(全体の様子は部分に現れ、部分の様子は全体を表す)」という考え方をベースに考案されたものです。全身の各器官と呼応する部分に刺激を与えたり、手指をもみほぐしたりして、心と身体を整えていきます。

単なるハンドマッサージやツボ押しとの違いは、呼吸を意識しながら行うところです。深い呼吸とともに手のひらや甲、指に刺激を与えることで、全身を使ったヨガと同じように血行促進やリラックス、自律神経の調整などの効果が期待できます。

指ヨガのやり方

基本的な指ヨガの方法をご紹介します。心身のバランスを整える働きがあるので、仕事や家事の合間に試してみてください。

基本の指ヨガ
1. 右手の親指と人差し指で、左手の中指の第一関節を持ち、息を吐きながら左に10回ねじります。終わったら、息を吐きながら右に10回ねじります。

2. 左手の中指の第二関節を持ち、1.と同じように息を吐きながら左右10回ずつねじります。

3.左手の中指の指先をつまみ、中指全体を左右に10回ずつグルグルと回します。

4.1〜3の動きを右手にも同様に行ってください。

肩こり対策
左手の指の付け根あたりや関節の周りをほぐしましょう。より痛く感じるところは凝っている部分なので重点的にケアしてください。片手だけでも効果があります。

疲れ目対策
中指の先端部分を反対側の親指の爪先を使ってほぐします。少しずつ位置をずらしながら圧をかけ、より痛みを感じるところは念入りに刺激を与えます。

指ヨガを行う際のポイント

呼吸を止めない
手指に集中しすぎるあまり、深い呼吸をするのを忘れないようにしましょう。圧をかけるときは息をしっかり吐いて、反対に圧を緩めるときはゆっくり息を吸います。

力を入れすぎない
手指に圧をかける強さは「痛いけれど気持ちがいい」くらいが適切です。ぐいぐいと力を入れすぎないように注意しましょう。

食後1時間ほど空ける
食後すぐに指ヨガを行うと、消化不良を起こす可能性があります。食後1時間ほど空けてから行ってください。

爪を短くカットしておく
爪で皮膚を傷つけないよう、爪は短くカットしておきましょう。

【参考】
龍村修(2013)『魔法の指ヨガ』法研

「文:けんこうフィットNEWS 」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

ココカラネクスト

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