パパたちが激白「僕が離婚を考えた瞬間」妻からの無感情な返事や否定的な発言に耐えられなくなり…

2021年11月24日(水)6時14分 マイナビ子育て

結婚前には我慢できたことも、それまではわからなかった相手の欠点がケンカの引き金になるケースもあります。そんなとき、ふと頭をよぎる「離婚」の2文字。今回は、パパとママそれぞれに離婚を考えた瞬間と理由についてアンケートを行いました。今回はパパ編をご紹介します。

結婚後、一瞬でも離婚を考えたことはありますか?

結婚後、一瞬でも離婚を考えたことがある、と答えた男性は約59%でした。その一瞬が度重なることで実際に離婚……という結果になってしまうと思うと、重たい数字だと言えます。

離婚を考えた原因は、主に妻に対する不満でしたが、なかには自身の借金が原因で離婚を考えざるを得なかった人もいました。

アンケートでは、離婚を考えたあとの状況についても聞いてみました。「雨降って地固まる」パターンばかりではないようです……。

だらしなさに辟易

●いい加減な性格の嫁と几帳面な俺と基本的に合わないが、子どももいるため少し我慢している。(44歳/商社・卸/営業職)

●故意ではなく妻が自転車の前かごに荷物ロープを入れたため、前輪にロープが絡み事故になりました。故意ではないとわかっていても腹が立ち、嫌になりました。そのことがきっかけで離婚を考えるようになりました。その後、夫婦関係が上手くいかないがそのまま生活を続けています。(45歳/ソフトウェア/営業職)

●長女が産まれてから、東京で協力して順調に子育てをしていたが、妻のちょっとしたダラシない部分が目につくようになってきた。日を追うごとに妻に対するストレスが溜まり、自分から次第に距離を置くようになっていた。そんなタイミングで妻の実家がある旭川へ移住することになり、田舎での子育てをしていくうちにストレスが発散されたようで、移住して2年くらいで仲よくなりました。そのタイミングで次女が産まれ、今では家族4人仲よく生活しています。(39歳/郵便業/郵便内務)

「あばたもえくぼ」とはよく言ったもので、お互いを好ましく思っているうちは多少の欠点も美化されます。特に、「だらしがない」「いい加減」という欠点は、「おおらか」「小さな事にはこだわらない」という美徳に変換されがちです。

うまくいっているときは問題ありませんが、ほんのちょっとしたことがきっかけでマイナスにスイッチが切り替わると、再びプラスに切り替わるのは至難の技。だらしない相手のせいで、自分ばかり損をしている気持ちになってしまいますね。

性格がイヤになった

●オフモードのときの無感情な返事の仕方やネガティブな発言の多さが耐えられなくなって。ただ、子どもにとってはよくないと思うから、踏みとどまっている。(42歳/自動車関連/営業職)

●性格の不一致をものすごく感じるので、以前はよく離婚を考えていた。でもそれ以上に子どもはかわいいので、妻とはストレスを感じない程度に一定の距離を保っている。(36歳/医療・福祉/専門職)

●出産後鬱状態となり少しでも気にならないとネチネチといわれ続け、仕事でもうまくいかず、人生嫌になった。(42歳/医療・福祉/事務系専門職)

離婚を考えた理由として、「相手の性格がイヤになった」「性格の不一致」という言葉をよく聞きます。外野から見れば、「結婚前に気づかなかったの?」と言われてしまうかもしれませんが……そうです、まさしく結婚前には気づけなかったのです。

もしくは、結婚後に性格が変わったというより、もともとの性格が姿を表した、というケースもあります。特に女性は、出産・育児という生物としての非常にストレスのかかる経験をするなかで、一時的に人が変わったようになってしまうことも……。

性格の合わない人と毎日顔を合わせて暮らすのは、大きなストレスです。しかし多くの場合、第三者としての子どもの存在が夫婦の仲をつないでいるようですね。

教育方針の違い

●子どもの教育方針などで夫婦の価値観が違い、言い合いになることが多い。子どもが成人を迎えたら別れようと思います。(40歳/警備・メンテナンス/技術職)

●子どもの教育方針に乖離があった。最終的に子どもの希望を尊重し収まった。(48歳/運輸・倉庫/技術職)

●子どもの教育方針が割れて、別れるか悩んだことがあるが、それで別れるのもおかしいと思い、やめた。(41歳/学校・教育関連/事務系専門職)

子どものために離婚を踏みとどまっている人もいれば、まさしく子どものことがきっかけで離婚を考え出した人もいます。

夫婦すれ違いの大きな原因となる、子どもの教育問題。のびのび育てたい派、お受験をさせたい派の対立や、習い事の種類に関することなど、結婚前にはあまり話題に登らなかったことが問題になってきます。しかし、親が必死にレールを敷いても、子どもは親の思惑通りには育たないもの。子ども中心になりすぎると、熟年離婚の危機が訪れる結果になるかも?

家事分担でイライラ!

●結婚して5年ですが、妻から私に対する態度が酷くなってきて、最近では口もきいていません。お互い空いた時間で家事、育児をやっていく約束だったのですがすべて私の役割になっており、その割にいちゃもんをつけてきます。一緒にいるのが辛いのですが、子どものことを考えると離婚まで踏み切れないでいます。(30歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

●妻の家事配分が少なすぎる。また、自分が家事をやらないことを、子どものことの調べ事で寝ていないなどのせいにして、自分自身が生活の中でやるべきことをやらないことを正当化しているため。そのことが元で喧嘩が絶えず、現在は家庭内別居中。(44歳/学校・教育関連/クリエイティブ職)

●妻が子どもを出産後、掃除をほとんどしなくなったので、掃除のお願いしたら、「忙しい」の一点張り。子どもが小さいうちは仕方ないかと子どもが大きくなるまで待ってみたが、まったく改善されないので、私がやっている。子どもの教育にも悪影響だし、妻の存在意義に疑問を持ちはじめ、離婚を考えている。(40歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

家事分担の不公平感は、離婚を考える大きな理由になっているようです。女性からの不満をよく聞く分野ですが、男性も同じように不満を抱えています。

家事は毎日のことなので、イライラが続くのはキツイですね。しかも、ねぎらいや感謝の言葉がまったくない日常となると、ストレスが増大します。愚痴をこぼそうにも、家事や育児をしない男性への風当たりが強い昨今、下手をすれば返り討ちにあう可能性も……。

自分を愛し、支えてくれる人がそばにいるだけで幸せだったあのころを思い出したい! 夫の願いは切実です。

まとめ

男性が離婚を考える瞬間を垣間見て、深く共感する人、そんな理由があるのかと驚く人がいたのではないでしょうか。このほかにも、性生活の不一致や、子ども優先の生活がイヤになったという答えがありました。

さまざまな回答を参考に、夫婦の関係性を見つめなおしてみたり、自分の生活を改めて振り返ったりするきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

マイナビ子育て調べ調査日時:2023年1月7日〜9日調査人数:111人(22歳〜40代までのパパ)

(マイナビ子育て編集部)

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