カフェイン量はどれくらい?飲み物別カフェイン含有量調べ

2022年11月27日(日)6時0分 ココカラネクスト

 「カフェイン」について考えたことはありますか?カフェインは眠気覚ましなどのプラス面を持つ反面、過剰により自律神経の乱れなどを引き起こすマイナス面も持ち合わせた成分です。いろいろな角度から知ることで、カフェインと上手に付き合う方法を考えていきましょう。

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眠気覚ましとしてのカフェイン

 カフェインは眠気覚ましや痛みを緩和する作用があります。仕事の効率を上げるため、朝の目覚めのためにコーヒーを飲む方も多いでしょう。また鎮痛作用があるので風邪薬や頭痛薬にも活用されています。

カフェインのデメリット

 カフェインの過剰な摂取は逆にカラダを傷めてしまうことがあります。

たとえば胃液の分泌を促進することにより胃痛を起こしたり、鉄分の吸収を阻害するため貧血につながったりすることもあります。

特に妊婦の方には注意が必要です。妊娠中のカルシウムの摂取は必要不可欠ですが、カフェインは尿中に排泄されるカルシウムの量を増やしてしまいます。

また胎盤を通して赤ちゃんにカフェインが送られることにより、低体重児や流産・早産の危険もあります。

一日の目安量は?

 日本ではカフェインの摂取基準を定めていませんが、WHO(世界保健機関)では妊婦はコーヒーで一日当たりカップ3〜4杯まで、イギリスでは一日にカップ2杯程度までなどと基準を決めています。コーヒーですと150ml程度のカップで約100mgのカフェインが含まれているので一日の摂取基準は200〜300mgということになります。

カフェインはどんなものに含まれる?

 カフェインは、コーヒーや茶葉など天然の食材に含まれています。また、コーヒーや茶葉から抽出されたカフェインが、コーラ等の清涼飲料水に、苦味料等の用途で食品添加物として使われています。

【一般的な飲み物150mlあたり】
●コーヒー:100mg
●栄養ドリンク:75mg
●抹茶:45mg
●ココア:45mg
●緑茶:30mg
●紅茶:30mg
●ウーロン茶:30mg
●ほうじ茶:30mg
●コーラ:15mg

 カフェインというとまず「コーヒー」が思い浮かびますが、前に挙げたようにさまざまな飲み物に含まれていることが分かります。カフェインのメリットとデメリットをきちんと理解して適度に楽しむことが大切ですね。


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[文:あすけん 管理栄養士]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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