就職ブランドランキング…通信・情報系、サービス系が上昇

2023年11月27日(月)14時15分 リセマム

2025入社希望者対象 就職活動[早期] 就職ブランド調査 総合順位TOP10

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文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所が実施した、「2025入社希望者対象 就職活動 早期 就職ブランドランキング調査」によると、引き続き商社の人気は高く、通信・情報系、サービス系に分類される業界が順位をあげたことがわかった。

 調査は、2025年春入社希望の「ブンナビ」会員(現大学3年生、現大学院1年生)を対象にWebアンケートと、就職イベント会場での紙・アプリアンケートで実施した。投票者1名が最大5票を有し、志望企業を1位から5位まで選択する形式。調査期間は2023年4月1日から9月30日。有効回答数は8,695(うち、男子3,718・女子4,977/文系7,020・理系1,675)。

 志望企業のランキングは、1位「伊藤忠商事」、2位「博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ」、3位「日本生命保険」。伊藤忠商事は、早期調査としては初の連覇となった。例年、総合調査の人気は高く、五大商社すべてがTOP20にランクインしている。学生コメントを見ても、インターン参加や入社の意思など、強い憧れが表れているという。

 業界別に見ると、通信・情報系、サービス系に分類される業界で、順位のアップが目立った。通信・インターネット・情報処理系などのIT系は、150社中18社ランクインし、3社増加。サービス系全体では、27社がランクイン(4社増)となり、業種別にみると、航空が5社(3社増)、旅行2社(1社増)、コンサル・シンクタンク系が6社(同)という結果となった。

 年々、就職活動の早期化が加速しており、企業の絞り込みも加速している。就職サイト「ブンナビ」会員向け調査(10月分)では、「現時点で志望企業は明確か」の問いに対して、「絞り込めていない」と回答した学生の比率が年々減っている。インターンシップなどのアクションが早まり、また就活のオンライン化が進むことで、「早期に認知・接触した企業の中から、志望先をセレクトしていく」という傾向が強まってきているようだ。

◆2025入社希望者対象 就職活動「早期」就職ブランドランキング調査
<総合順位TOP20>
1位 伊藤忠商事
2位 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
3位 日本生命保険
4位 大和証券グループ
5位 東京海上日動火災保険
6位 Sky
7位 三菱商事
8位 丸紅
9位 KADOKAWA
10位 バンダイ
11位 味の素
12位 住友商事
13位 大日本印刷
14位 ジェイアール東日本企画
15位 SMBC日興証券
16位 三井住友信託銀行
17位 ソニーミュージックグループ
18位 明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)
19位 第一生命保険
20位 三井物産

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