ふるさと納税に「訳アリ品」が増えた意外な理由

2020年11月28日(土)6時0分 Jタウンネット

[ドデスカ - 名古屋テレビ] 2020年11月17日放送の「望木のイマネタ!」のコーナーでは、人気を集めている「ふるさと納税」の返礼品が紹介されました。

応援したい市町村へ寄付すると、所得税、住民税が控除の対象となり、さらに、寄付のお返しとして特産品がもらえる「ふるさと納税」。

今年、返礼品として人気を集めているのが「訳あり品」。去年の3〜4倍もの需要があるそうです。

ちなみに、訳あり品とは、味は問題ないが、キズがある、形が不揃いなどの理由で、デパートなどに流通しない食材のこと。

人気の背景にコロナの影響

愛知県碧南市の人気の返礼品、「訳ありしらす」は、形や大きさが揃っていないため訳ありになっています。例えば、1万円を碧南市に寄付すると、通常のしらす1.4キロに対し、訳ありを選べば2キロ送ってくれるそうです。

碧南市のように、地元企業の訳あり食材を返礼品にする市町村は全国で300以上もあるそう。

新型コロナの影響で滞留した食品の在庫を訳あり品として返礼品に提供する企業が増えたことが背景にあるそうです。

寄付する人も、ただお得だからという理由だけでなく、コロナ禍で大変な企業を応援しようという気持ちで訳あり品を選ぶ人も多いそうです。

ライター:iwatami

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