SNS流行語大賞、2023年は「かわちい」に決定
2023年11月30日(木)14時15分 リセマム
SNS流行語大賞は、イー・ガーディアンがX(旧Twitter)上で広くつぶやかれたワードを独自調査し、その年にもっとも多く投稿された(バズった)ワードを決めるアワード。2022年は漫画やテレビドラマ関連がトップ3を占めたが、2023年は多ジャンルかつ多様な媒体で盛り上がりが分かれ、幅広いワードがノミネートされた。
大賞となった「かわちい」は、コーデ紹介系動画クリエイターのSleepy boy氏がTikTokに投稿した動画が話題となり、コーデ紹介動画の中で使われる「この○○○が、かわちい」というフレーズがZ世代を中心に流行し日常的に使われるようになったワード。X(旧Twitter)上ではアイドル・キャラクターなどの“推し”や、動物に対して使われる場面が多くみられ、1日あたりの話題量は約9万件と、2022年の3倍近くの話題量となった。
2位は2023年下半期から話題になったにも関わらず一気にブームとなった「スイカゲーム」、3位はYukopi氏の楽曲「強風オールバック」にあるフレーズ「○○した瞬間、終わったわ」がランクイン。5位には、阪神タイガース岡田監督の「アレ」が選ばれた。
そのほか、部門別のランキングでは、ゲーム部門は「ゼルダの伝説」、漫画・アニメ部門は「機動戦士ガンダム」、ドラマ・映画部門は「シン・仮面ライダー」、食べ物・モノ部門では「みそきん」が1位となった。
漫画・アニメ部門では、「呪術廻戦」や「鬼滅の刃」などのメジャータイトルを抑え「機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2」が1位に。Season1が放送された2022年に続き、2023年も根強い人気がみられた。
ドラマ・映画部門では、2位に「名探偵コナン 黒鉄の魚影」、3位に「THE FIRST SLAM DUNK」が僅差で並び、4位には唯一テレビドラマから「VIVANT」がランクインした。
SNS流行語大賞2023の詳細や傾向については、イー・ガーディアンのWebサイトで紹介されている。