ジミー・ペイジ「演奏なし」イベント、弁護士が主催者提訴「責任の所在があいまい」

12月1日(木)0時23分 弁護士ドットコム

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伝説的ロックギタリストのジミー・ペイジさんが東京でおこなわれた音楽イベントで演奏しなかった問題をめぐって、イベントに参加した札幌市の奥山倫行弁護士が11月29日、主催者を相手取り、チケット代と往復航空券代、宿泊費用をあわせた損害賠償計約17万円を求めて、札幌簡易裁判所に提訴した。奥山弁護士が11月30日、ホームページ上で明らかにした。



問題となったイベントは、11月11日に東京・両国国技館でおこなわれた「クラシック・ロック・アワード2016」。ジミー・ペイジさんが同じくギタリストのジェフ・ベックさんと共演するかのような事前告知があったが、ジミー・ペイジさんは当日、プレゼンテーターとして登壇したものの、演奏しなかった。そのため、ファンが抗議して騒動になった。



主催した「KLab Entertainment」は11月14日、チケット代は返金しないと発表したが、11月20日にその方針を一転させて、イベントに満足しなかった客に対して、チケット代を返金すると公式サイトで発表していた。



今回提訴した札幌市の奥山倫行弁護士はイベント当日、札幌から飛行機でやって来て、客の一人として参加した。「共演」がなかった理由の説明などを求めて、「KLab Entertainment」に質問状を送ったが、戻ってきた回答書には「契約上の守秘義務」があるとして十分な説明がなかったという。



奥山弁護士は、弁護士ドットコムニュースの取材に対して、「事実経緯や責任の所在をうやむやにしたまま『返金したからもういいでしょ』という対応は、客に対して失礼であり、誠意ある企業の姿勢ではないと考えている。また、ロックファンとしては一部で聞こえる『弾かなかったジミーが悪い』みたいな論調にも納得ができなかった」と提訴に踏み切った経緯を述べた。


(弁護士ドットコムニュース)

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