うなぎをもらって、マイルもたまる! 「ANAのふるさと納税」に浜松市も参入

2017年12月1日(金)14時0分 Jタウンネット

2017年も師走となり、ふるさと納税の申し込み期限も迫ってきた。静岡県浜松市は2017年12月1日から、全日本空輸(ANA)と連携して、同社のサービス「ANAのふるさと納税」を通じた、ふるさと納税の申込受付を開始する。


名産グルメが返礼品として手に入る浜松市のふるさと納税は、これまでは申し込みを「ふるさとチョイス」「さとふる」を通じて受け付けていた。今回は、寄付金額に応じてマイルが付与される「ANAのふるさと納税」も新たに加わった。


「浜松餃子」は人気上昇中


総務省は17年4月、ふるさと納税の返礼品について、換金性や商品価格を見直すよう、各自治体に通達を出した。そんな背景もあり、浜松市は17年10月、ふるさと納税の返礼品をリニューアルしている。その月の申込件数ランキングは「うなぎ・うなぎ加工品」(25.4%)、「餃子」(19.7%)、「みかん・かんきつ類」(16.7%)の上位3種で、全体の6割以上を占めたという。


トップの「うなぎ」は、浜名湖を有する浜松市ならではの返礼品だ。ポピュラーな蒲焼や白焼きのほか、旅館が開発した「うなぎ釜飯」や、タレを工夫した「糖質制限蒲焼」などが返礼品になっている。2位の「餃子」は、16年度の年間ランキングでは3位だったが、市外では流通量が少ない「浜松餃子」を手軽に入手する方法として、ふるさと納税が重宝されているそうだ。


かんきつ類は、「三ヶ日みかん」をはじめとして、箱入りのものから、アルコール飲料や調味料、菓子まで並ぶ。また、地域ブランド「やらまいか」が認定した牛肉や、遠州灘の天然とらふぐなどをラインアップ。食品以外にも、17年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台となった、井伊家の菩提寺「龍潭寺(りょうたんじ)」や、徳川家康が築いた浜松城、劇中の衣装展示などが行われている「大河ドラマ館」をめぐるツアーなども選べる。


今回加わった「ANAのふるさと納税」には、800以上の返礼品を掲載。ANAマイレージクラブ会員であれば、寄付金額100円ごとに1マイルが付与される。クレジットカードでの寄付も可能なため、名産品とともに、ANAマイルや、クレカのポイントも同時に得られるメリットがある。

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