おばさん2人でクリスマスの東京ディズニーランドへ!「えっ?今アルコール飲めるの?」フードもコスパよし!
2024年11月29日(金)10時0分 婦人公論.jp
今はディズニーランドでもアルコールがでるんです!
世間から「大丈夫?」と思われがちな生涯独身、フリーランス、40代の小林久乃さんが綴る“雑”で“脱力”系のゆるーいエッセイ。「人生、少しでもサボりたい」と常々考える小林さんの体験談の数々は、読んでいるうちに心も気持ちも軽くなるかもしれません。第39回は「クリスマスの東京ディズニーランド:おばさん、飲む!食べる!2」です。
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前回「おばさんだって楽しめる!クリスマスの東京ディズニーランド。アプリに休憩所、大人の楽しみ方を提案」はこちら
実は東京ディズニーランドも飲めます
前回の「クリスマスの東京ディズニーランド:おばさん、はしゃぐ1」から続く、東京ディズニーリゾートのおばさん旅。続いてはやはり、旅の醍醐味、食に触れましょう。
実は数年前から東京ディズニーランドでもアルコールが飲めるのです。アプリでもアルコール取り扱い店舗が検索できるので、飲兵衛の方はぜひお試しを。いい気分で巡るクリスマスムード満点パーク内なら、非日常感がさらに高まっちゃいますね。
この日は『トルバドールタバン』で私はクラフトビール(ハーヴェスト・ムーン/880円)、編集長はホットカクテル(バーボン&ココア/830円)を購入。
「いや〜、このカクテル、たっぷりバーボンが入ってる〜。これは都内の飲み屋よりもお得ですね」
急にご機嫌な編集長。確かにチョコとマシュマロの甘みも、アルコールもある。これはあったまる〜。
クラフトビールも喉ごしが良くて、ゴクゴクいけました。これで疲れも吹っ飛ぶというもの。注目してほしいのはビールの入ったグラス。キンキンに冷えたままがキープできるし、落としても割れないという優れもの。せっかくなのでトイレでグラスを洗って、持ち帰って、今でも自宅のビールタイムに活躍しています。これぞ、おばさん力。
こちらの店はテイクアウトのみの提供
ココアもマシュマロもバーボンもなみなみと!あざっす!!
こちらが冷え冷えのビールが飲めるグラスでクラフトビール!
ケーキのデコレーションはオリジナルで
「お腹が空いた……」
エネルギーを補給するために向かったのは『プラザパビリオン・レストラン』。この時期限定のメニュー、食べ逃すわけにはいきません。
スペシャルセットはパストラミビーフとエッグのチーズホットサンド、コーンチャウダー、サラダ、骨付きチキン、フライドポテト、オルツォとサーモンのタルタルと、ソフトドリンクがついたワンプレートは2,480円(単品で2,200円)。食材も多いし、何よりおいしい。「丸の内でランチを食べたらもっと値段はするはず……」と思いながら、完食。パーク内、何でもかんでも高いと思っていたのは誤解だったかもしれません。
もちろんデザートも忘れずに。『リルリンリン トッピングデザート』(1,000円)は音読するだけで、気分が弾けそうなアイテム名。ちなみにリルリンリンはクリスマスの妖精だそうです。プレートにのせられたブッシュ・ド・ノエルに、付属のキットでデコレーションができます。
この手の作業はどうも慣れない独身の私。急にやる気を見せる母ちゃんの編集長。さすが! きれいに描き上げてくれました。と、そんな感動も一瞬で食べきってしまう小林。だって甘さがちょうど良くて、美味しかったんだもの……。
彩りもデコレーションもクリスマスっぽいのがまた
編集長作のトッピング。ミッキーマウス、似てる〜!
忘れちゃいけない休憩スポット
「食べたら消化!」とお散歩へ。シンデレラ城の脇にある『白雪姫の願いの井戸』へ向かいました。「Snow White Grotto」と書かれた看板が目印。噴水を眺めているだけでも癒されますし、時折、白雪姫(?)の歌声も聴こえてきます。
このスポットにある井戸に向かって、願い事を言うとそれが叶うとか云々。噂話が大好き、しかも欲張りなおばさんですもの。叫ばないわけにはいきません。
「年収1億円になりますようにー!」
「本が大ヒットしますようにー!」
外国人観光客たちの好奇の目を受けながら、ここぞとばかりに欲丸出しで叫んできました。願いを確実に叶えたいと思う人たちが投げ入れたのでしょうか。井戸にはたくさんの小銭=お賽銭が沈んでいました。
そう言えば昔、家族と来た時に
「娘が結婚しますようにー!」
と、母が叫んでいました。どうやら願いは叶わないこともあるようです。
真っ白な小人もオツな『白雪姫の願いの井戸』。水の流れを見ているだけで癒し
井戸の近辺にはベンチ。パーク内には多数ベンチがあるので、膝も痛みません
おばさん向けのアトラクションを攻める
編集長と私。取材と称して、だいぶディズニーの世界観を満喫中。そろそろお隣の東京ディズニーシーへ移動する時間になりましたので、ラストに『婦人公論.jp』世代に向けたアトラクションをいくつか。
『シンデレラのフェアリーテイル・ホール』。アトラクションというと「ライドに乗り込んでいざ出発!」というパターンで高揚感を上げていくわけですが、これはシンデレラ城へ遊びに行くような体験型施設。そう、あなたは舞踏会に参加する貴族の一員です。
玉座やシンデレラ定番のガラスの靴を眺めていると、なんでしょう……豊かな気持ちになれますね。ちなみにガラスの靴は試し履きができるので、シンデレラフィットをしたらチャーミング王子が迎えに来てくれるかもしれません。
その他、クリスマスバージョンに変身しているアトラクションも。見て、飲んで、食べて、歩いて、乗って。もう全身でクリスマスを楽しみましょう。レポートはいよいよ「クリスマスの東京ディズニーシー:夢の国で目をハートにする!3」へ続きます!
施設内は明るく、鑑賞できるものがたくさん
開演当初から続く『カントリーベア・シアター』がクリスマス風に。
おなじみ『ホーンテッドマンション』もこの時期限定版に。999人の幽霊たちの誰がクリスマスコスチュームなのか、探すのも楽しいはず
©Disney
※11月14日時点の情報です。内容が変更になる場合があります。
詳細は東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトをご確認ください。
※商品およびメニューは品切れや金額、内容等が変更になる場合があります
東京ディズニーリゾート全般についてのお問い合わせ
https://www.tokyodisneyresort.jp/info.html
(東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト)
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