おばさん2人でクリスマスの東京ディズニーシーへ!水上のサンタに会える!シックなカウンターでオリジナルカクテルも…
2024年11月29日(金)10時0分 婦人公論.jp
『メディテレーニアンハーバー』の『ディズニー・クリスマス・グリーティング』
世間から「大丈夫?」と思われがちな生涯独身、フリーランス、40代の小林久乃さんが綴る“雑”で“脱力”系のゆるーいエッセイ。「人生、少しでもサボりたい」と常々考える小林さんの体験談の数々は、読んでいるうちに心も気持ちも軽くなるかもしれません。第40回は「クリスマスの東京ディズニーシー:夢の国で目をハートにする!3」です。
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前回「おばさん2人でクリスマスの東京ディズニーランドへ!「えっ?今アルコール飲めるの?」フードもコスパよし!」はこちら
水上でサンタクロースに会う
東京ディズニーランドから続く、クリスマスイベントで大はしゃぎの私こと小林久乃と『婦人公論.jp』編集長のオバ旅。午後は場所を東京ディズニーシーへ移動です。
「うわ〜、吊り革もミッキーマウスなんだね」
移動のディズニーリゾートラインも初めての編集長。東京ディズニーシーも「前に来た記憶がない」ほど久々のようで、今日がパークデビューみたいなものです。相変わらず撮影の手が止まりません。
ディズニーリゾートラインで編集長が見つけたクリスマス
東京ディズニーシー・ステーションにもツリーが
この向こう側に『プロメテウス火山』が見えてきます。ようこそ、東京ディズニーシーへ
そんな私たちがまず向かったのはミッキーの元……ではなく、『ドックサイドステージ』前の『ポップコーンワゴン』。さっき食べたばかりですが、おばさんの胃は燃費が良いのです。購入したのはガーリックシュリンプ味で、400円。これがいい塩味の塩梅と、ニンニクの香りがマッチして、手が止まらなくなりました。この味、コンビニで売ってくれないだろうか。
ガーリックシュリンプ味のポップコーンは最高でした。このサイズなら2人でちょうどいい
小腹を満たした後は、やはり永遠のエンターテイナーに挨拶をせねばと『メディテレーニアンハーバー』の『ディズニー・クリスマス・グリーティング』。ミッキー&ミニー、ドナルド&デイジー、ダッフィー&シェリーメイの6人に加えて、サンタクロースが船に乗って登場! サンタの姿を見ると、クリスマス感が一気に加速するのは私だけでしょうか。欲しいものをお願いしないと……。
人気者が大集合! 圧巻!!
ちょっと見ない間にお友達がどえらい増えていたダッフィー。日本オリジナルのキャラクターです
サンタクロースにやっとここで会えました
ダッフィーには会っておく
さて散策は続きます。
ここで気づいたのは東京ディズニーランドに比べると、こちらの方が圧倒的におばさんの入園率が高いことです。あくまで目算ですが3人組のご婦人方が多かったような。そう言えば東京ディズニーシーのコンセプトに「大人のディズニー」があったような記憶があります。言われてみれば園内、ディテールのひとつひとつが落ち着いているような……。
と、しみじみしたところで我々が向かったのは東京ディズニーシーが生んだ、ビッグスター・ダッフィーのいる『ケープコッド』へ。“ここでしか会えない”キャラクターのダッフィーと、一緒に写真が撮影できる『“サルードス・アミーゴス!”グリーティングドック』があるのです。記念写真、残したいじゃないですか。
パークの回り方として個人的に提案したいのが「何かひとつ目標を決めて、それをクリアする」。アトラクションに乗る、何かを買う、キャラクターと写真を撮る。この目標を達成すると充足感が増すと思うのです。ここは魅惑的な誘惑が波のように押し寄せてくるテーマパーク。あれもこれもと欲張っても、なかなかクリアできないので、何か一つを掲げてみるのはいかがでしょうか。
さてダッフィー。ミッキーのように溌剌とした雰囲気もいいけれど、見た目もトークもほんわかしたダッフィーもいいんですよね。『アーント・ペグス・ヴィレッジストア』に編集長とも立ち寄りましたが、二人ともぬいぐるみの棚をじっと眺めてしまうほど、彼が心に棲みついたようです。疲れているんでしょうか。
メキシカン風のコスチュームでダッフィーと写真が撮れます
疲れたらラウンジでカクテルを
皆様、ご存じでしょうか。東京ディズニーシーにはカウンター席でアルコールが飲める『テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ』があるのです。飲兵衛の私と編集長にとって、この店舗を訪問するのは本日のひとつの目標でした(鼻息)。場所は『S.S.コロンビア号』のCデッキです。
入店して木目調のシックな店内を見るなり「あらー!」と声が出る二人。高級感のおかげなのか、ここまでの疲れも一瞬で吹き飛びます。さらにカウンター席のバーテンダー前に案内されたおかげなのか、今日一番のテンションage!
ここはやはりクリスマス限定メニューをオーダー。『アペタイザー盛り合わせ』はシェーブルチーズと生ハムのシュー仕立て、サーモンとブロッコリーのガトー仕立て、蟹のフランがワンプレートにのって2,500円。どれも素材の旨味がしっかりと伝わってきました。
運ばれてきた瞬間に「あらー!」とまた感嘆の声が漏れてしまった『オリジナルカクテル』は2,200円。マスカット?を思わせる香りとオレンジの味がしました。キャストさんにどんなカクテルなのかを聞いたところ、
「新エリア『ファンタジースプリングス』をイメージしております」
とのこと。その瞬間「頼んで良かったね〜!」と、顔を見合わせるおばさん二人。もう一杯は『ソルティドッグ』1,150円をオーダー。目にも舌にも大・大満足のラウンジでここがテーマパークであることをすっかり忘れておりました。
レポートはクライマックス「クリスマスの東京ディズニーシー:夜のパークでおばさん、有頂天に4」へ続きます!
テディ=クマが店内にはたくさん
ちょっとだけ贅沢なおつまみで乾杯! いつも頑張っているのだからたまにはいいんです!!
『アペタイザー盛り合わせ』を真俯瞰で見るとこんな感じ
グラスのまわりにシュガーをあしらって
「さて食べるぞ〜」と息まいて入店する私。この5秒後「(店内が)ステキ〜!」と興奮
©Disney
※11月14日時点の情報です。内容が変更になる場合があります。
詳細は東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトをご確認ください。
※商品およびメニューは品切れや金額、内容等が変更になる場合があります
東京ディズニーリゾート全般についてのお問い合わせhttps://www.tokyodisneyresort.jp/info.html
(東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト)
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