平野ノラさん、働きながらの「乳やり優先ライフ」明かす「搾乳したお乳を泣きながら捨てた」ことも

2022年12月2日(金)12時20分 マイナビ子育て

3歳の娘を育てている平野ノラさんがブログを更新し、娘の卒乳を報告。授乳を通して「世のお母さんがこんなにも過酷な環境で授乳や搾乳をしていた」と気づいたと明かしました。

「酒を断ち……主治医と揉めた」

(※画像は平野ノラさんオフィシャルブログより)

平野ノラさんは2017年に結婚し、42歳だった2021年3月に第一子となる女児のバブ子ちゃん(愛称)を出産しました。

3月19日のブログで、3歳のバブ子ちゃんが卒乳したと報告した平野さん。はじめからすんなり授乳できていたわけではないといい、「助産師さんの激イタおっぱいマッサージに日々悲鳴をあげながら何とかふり絞って出た一滴のお乳」「その一滴の乳を助産師さんが哺乳瓶の先に大切にちょんとつけてバブ子の口に運んだこと昨日のことのように思い出します」と振り返りました。

卒乳のタイミングは「バブ子本人に自由に」決めてもらったそうで、その理由は平野さん自身が幼少期の「母のオッパイを飲んでた幸せな記憶」を大切にしていたから。「母が私にしてくれた様にと、私自身後悔しないためにも乳やり優先ライフを3年間ではありましたが何とか貫いてきました」と綴っています。

(※画像は平野ノラさんオフィシャルブログより)

3年にわたる授乳期間中はさまざまな苦労があったそう。「酒を断ち、乳腺炎にもなり、主治医と揉めた」「夜中も容赦なく続くバブ子の本能のまさぐり飲み、びーちくを噛みちぎられ流血、時にパチンコのように弾き遊び」……同じ経験があるママも少なくないでしょうが、想像しただけでも痛みを感じますよね。

仕事の際には、「搾乳の時間を設けてもらえるよう事前に相談」「泊まりの仕事は2日以上空けないように、バブ子を連れて来てもらったりして家族やマネージャー事務所と協力」していたといいます。

ただ、どんなに準備していても計画通りにいかないことが出てくるのが育児であり、「搾乳したお乳を泣きながら捨てた」ことも。「旦那のお飾りびーちくが恨めしいとも思ったし、正直辛くて断乳も考えた」と明かしました。

それでも頑張れたのは「今日でバブ子にお乳をあげられるのは最後かもしれない!明日、飲んでくれないかもしれないし、乳が出なくなるかもしれない!」と思っていたからだそうです。

3歳まで授乳していたことについて、「世間では一歳を過ぎる頃には、まだ飲ませてるの?卒乳した方がいいんじゃない?」というプレッシャーも感じたという平野さん。卒乳のタイミングに迷っているママたちに向けて、「世間の風潮に流されず、自身やお子さんのタイミングでいいんです!」と呼びかけていました。

また、授乳期間を通して平野さんは「世のお母さんがこんなにも過酷な環境で授乳や搾乳をしていたのに衝撃的」だと感じたそうで、今後「『搾乳』と言う言葉もまだまだ浸透してない現実」が変わることを願っています。

「ロケバスに響き渡る搾乳機の音が夏空に響き渡る花火の音みたいに当たり前のように認識されたらいいのになぁ。授乳が必要な時に授乳できる社会になるといいなぁ。旦那も乳が出たらいいなぁ。そうなればどんなにどんな助かる事かなぁ。」(平野ノラさんオフィシャルブログより)

おっぱいをやめる時期はそれぞれの親子で違っていい

昔は1歳を過ぎると断乳が勧められていましたが、親子関係や家庭環境、赤ちゃんの成長発達はそれぞれ異なります。授乳をやめる時期は家庭によって違うのが当然といえます。

授乳は栄養補給のためだけに行うものではなく、親子のつながりにも密接に関わっています。そのため「何歳になったから」と、子供の年齢だけを理由にやめる必要はありません。

授乳をやめるタイミングとしては、ママが授乳を続けるのがつらくなったとき、子どもがほしがらなくなったときなどが挙げられます。仕事復帰するにあたって、休憩時間での搾乳が難しかったり、負担になってしまったりもすることもあるでしょう。基本的にはミルクが飲めていたり、1歳〜1歳半ごろの離乳完了期になり食事から栄養をしっかりとれたりするなら、母乳の授乳をやめても問題ありません。

参照:

マイナビ子育て

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