JC・JKが選ぶ「2024年流行語大賞」注目ワード発表
2024年12月3日(火)13時15分 リセマム
この流行語大賞は、2017年から始まり、Z世代マーケティング会社AMFが主催・運営。選考はInstagramの投稿データを解析し、約100名の女子中高生からなる「JCJK調査隊」が選考委員を務めている。広告換算額は年間25億円を超え、SNSでのインプレッション数は公開1日で1.9億回に上る。
「ヒト部門」では、YouTuberの一生友子が1位を獲得した。彼女たちは、親友同士の仲の良さが感じられるコンテンツで人気を集め、4か月でチャンネル登録者が20万人を超えた。2位には、俳優の山下幸輝がランクイン。彼のダンス動画はTikTokで200万回超えを連発し、女子中高生からの支持を集めている。
「モノ部門」では、恋みくじが1位に選ばれた。大吉か大凶の2択しか出ないおみくじサイトで、TikTok上で毎日結果を投稿する女子中高生が急増している。2位には、バーンアウェイケーキがランクイン。ケーキを燃やすと写真やイラストが現れる仕組みが人気を集めている。
「コンテンツ部門」では、自然界隈が1位を獲得。美ヶ原高原や曽爾高原などの自然スポットが人気を集め、SNSでリフレッシュを楽しむ女子中高生の声が多く聞かれた。2位には、当たり前界隈がランクイン。日常の当たり前をミームとして紹介する動画が人気を博している。
「コトバ部門」では、ほんmoneyが1位に選ばれた。インフルエンサーのkemioが発信した言葉で、女子中高生の間で流行語として定着している。2位には、おったまgetdownがランクイン。こちらもkemioが発信した言葉で、韓国ボーイズグループRIIZEも使用するなど広がりをみせている。
2024年の流行を振り返ると、「なんでも界隈にする現象」や「今一番かわいいのは平成」といったトレンドが女子中高生の間で広まっていることがわかる。特に「たまごっち」や「nintendo music」など、平成時代に流行したアイテムや音楽が新たな形で注目を集めている。
◆JC・JK流行語大賞2024
【ヒト部門】
1位「一生友子」(YouTuber)
2位「山下幸輝」(俳優)
3位「森香澄」(タレント)
4位「CUTIE STREET」(アーティスト)
5位「ナナオは立派なYouTuber」(インフルエンサー)
【モノ部門】
1位「恋みくじ」
2位「バーンアウェイケーキ」
3位「シル活」
4位「たまごっち」
5位「nintendo music」
【コンテンツ部門】
1位「自然界隈」
2位「当たり前界隈」
3位「ママ界隈」
4位「松本まりかチャレンジ」
5位「メイクレシピ」
【コトバ部門】
1位「ほんmoney」
2位「おったまgetdown」
3位「まじまじまじんがー」
4位「ビヨンセから守る」
5位「わかんの」