昭和39年創業。濃厚な味噌ラーメン「さっぽろ純蓮」【北海道ローカルラーメン】

2022年12月3日(土)11時30分 ソトコト

北海道札幌市、豊平区、札幌の中心部から少し外れた場所にたたずむのが、創業58年の札幌ラーメンの老舗「純蓮」です。
昭和39年、豊平区中の島で創業し、当時は「純連(じゅんれん)」と書いて「すみれ」と読んでいました。
創業当時はさっぱりした味のラーメンが主流の中、純連のラーメンは独自の濃厚な味わいを追求し、純蓮の名を北海道内で轟かせました。
札幌味噌ラーメンの礎を築いた純蓮のラーメンに迫ります。


純蓮の外観




看板




現代的な外装




道路から見える看板


純蓮の外観は「さっぽろ純蓮」とかかれた、大きな看板が目立ちます。
創業から、数回移転を繰り返し、平成6年8月、南区澄川から豊平区平岸の現在地に移転させました。
その後、店主の変更に伴い、より近代的かつ老舗の雰囲気をまとう現在の姿になっています。


58年続く老舗の濃厚な札幌味噌ラーメン




純蓮(じゅんれん)自慢のラーメンと、チャーハン


今回いただいたのは、「みそラーメン」と「チャーハン(大盛)」です。




濃厚なみそラーメン


みそラーメンは、チャーシュー、ねぎ、もやし、メンマというシンプルなトッピング。
ラードが多めで、最後までアツアツのスープは、1口すすると、塩分が強めの濃厚な味噌の味が口いっぱいに広がります。
味噌の強い塩分とその奥にある野菜の甘みと、しょうがの風味が感じられ、濃厚な味ながらまた1口、また1口と飲みたくなるようなおいしいスープです。
また、麺は王道の中太ちぢれ麺で、ラードのおかげもあって、スープと麺がよく絡みます。
高いクオリティでまとまった、おいしいラーメンだと感じました。


醤油がきいた絶品炒飯(やきめし)




ラードたっぷりのチャーハン


炒飯はラードがたっぷりと使われた、油多めのしっとり系チャーハンです。
具材はラーメンと同じく、シンプルに「チャーシュー」「たまご」「紅しょうが」の王道で構成されています。
味付けは、ラーメン屋チャーハンの王道というような醤油ベースで、個人的には味付けは濃く、かなり食べ応えのあるガッツリ系だと感じました。
写真は大盛ですが、そもそもの量が多くチャーシューもゴロゴロと入っているので、普通盛りでも、かなりボリュームがあります。
チャーハンはかなり油が強く感じられるため、人を選ぶかもしれませんが、筆者としてはかなり好みです。


ラーメンもチャーハンも完成度の高く、どちらも美味しくいただくことができました。
チャーハンを大盛にしたため、お腹も心も大満足でした。
札幌味噌ラーメンのスタンダードな味、そして老舗の味を探しているという方におすすめです。
少しでも気になった方は、ぜひ近くに寄った際に1度食べてみてください。
(あまり量を食べる自信がない方は、ラーメンと半チャーハンのセットもありますのでご安心を)


店舗情報
さっぽろ純連 (じゅんれん) 札幌店
住所:〒062-0932
北海道札幌市豊平区平岸二条17丁目1-41 シャトー純連 1F
電話番号:011-842-2844
営業時間: 11:00〜21:00
定休日 : 月曜日
(営業時間・定休日は、変更となる場合があります)


文・写真:翌檜(あすなろ)
メニュー内容は取材時点の内容であり、後に変更となる可能性があります。

ソトコト

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