【大学受験】試験当日のトラブル発生率、平成世代は昭和世代の3倍以上
2018年12月4日(火)15時15分 リセマム
入学試験当日に予想外の事態やトラブルが発生した受験生は平成世代が昭和世代の3倍以上にのぼることが、タイムカレントが発表した調査結果より明らかになった。試験当日の三大トラブルは、「忘れ物」「体調不良」「交通機関のトラブル」だという。
「大学受験に関する意識・実態調査」は、昭和時代に大学受験を経験した48歳から59歳の4年制大学卒業資格保有者400名(男性200名、女性200名)と、平成時代に大学受験を経験した18歳から21歳の現役大学生400名(男性200名、女性200名)を対象に実施したもの。データ集計期間は2018年11月22日から24日まで。
試験当日に予想外の事態やトラブルが発生した人は、昭和世代4.3%に対して平成世代は3倍以上の13.8%。トラブルの内容は「忘れ物」22.2%がもっとも多く、「体調を崩してしまった」「交通機関でトラブルが発生した(電車遅延、運休など)」各20.8%が続いた。「忘れ物」「体調不良」「交通機関のトラブル」は昭和世代・平成世代とも多く、試験当日の三大トラブルと言えそうだ。
試験当日の必須アイテムを聞いたところ「受験票」「筆記用具」「参考書・ノート・メモ」「身分証明書・学生証」は、どちらの世代も多かった。世代別の特徴として、昭和世代は「カバン(本番試験当日用)」「腕時計」が上位にランクイン。平成世代は「スマートフォン」や「飲み物」が上位だった。また、どの持ち物についても昭和世代よりも平成世代の回答率が高く、時代が進むにつれて準備する物の種類が増えていることも明らかになった。
試験当日の忘れ物の1位は、必須アイテムでもっとも多かった「受験票」だった。「試験会場に持っていくものリスト」を作成したという人は、昭和世代16.8%、平成世代32.3%と、持ち物が増えている平成世代のほうが多かった。
試験会場までの地図について、昭和世代は「用意していなかった」74.5%がもっとも多く、「地図帳を用意していた」10.0%、「地図のコピーを用意していた」15.5%と、4人に1人が地図を用意していた。一方、平成世代は「地図アプリを使った」「用意していなかった」各44.7%、「地図帳を用意していた」1.8%、「地図のコピーを用意していた」8.8%だった。
試験当日の交通手段は、昭和世代・平成世代とも「電車」が最多。昭和世代は「電車」「バス」「徒歩」「タクシー」の順に多かったが、平成世代は「電車」についで「車で送ってもらった」が多かった。試験会場までの付添いは、どちらの世代も「母親」「友人」「父親」が多いが、いずれも平成世代のほうが付き添ってもらっている率が高かった。
本番試験で「実力を発揮できた」のは昭和世代60.3%、平成世代73.3%。実力を発揮できなかった一番の原因は、「緊張」「準備不足」「過信/慢心」「体調不良」の順だった。
受験勉強の集中を阻害するものは、どちらの世代も「眠気」がもっとも多く、「受験のプレッシャー」が続いた。3位以降は世代間で異なり、昭和世代は「テレビ」「食欲」「友達からの連絡」。平成世代は「SNS(LINE、twitter、Instagram、Facebookなど)」「スマホゲーム」「テレビ」「ネット動画」など、スマートフォン関連の項目が多かった。
受験勉強中の息抜きについて、1日の平均息抜き時間は昭和世代72.7分、平成世代93.4分。息抜き方法は、昭和世代・平成世代とも「好きな音楽を聴く」「思いっきり寝る」が上位。3位以降は、昭和世代が「テレビ」「お菓子やスイーツ」「友達との会話」。平成世代は「お菓子やスイーツ」「SNS」「ネット動画」が多く、こちらもスマートフォン関連の項目が多い。
受験が終わって真っ先にしたことを聞いた質問では、昭和世代は「思いっきり寝た」34.3%、「ボーっとして過ごした」33.5%が多かった。平成世代は「思いっきり遊んだ」50.5%、「思いっきり寝た」23.8%だった。
「大学受験に関する意識・実態調査」は、昭和時代に大学受験を経験した48歳から59歳の4年制大学卒業資格保有者400名(男性200名、女性200名)と、平成時代に大学受験を経験した18歳から21歳の現役大学生400名(男性200名、女性200名)を対象に実施したもの。データ集計期間は2018年11月22日から24日まで。
試験当日に予想外の事態やトラブルが発生した人は、昭和世代4.3%に対して平成世代は3倍以上の13.8%。トラブルの内容は「忘れ物」22.2%がもっとも多く、「体調を崩してしまった」「交通機関でトラブルが発生した(電車遅延、運休など)」各20.8%が続いた。「忘れ物」「体調不良」「交通機関のトラブル」は昭和世代・平成世代とも多く、試験当日の三大トラブルと言えそうだ。
試験当日の必須アイテムを聞いたところ「受験票」「筆記用具」「参考書・ノート・メモ」「身分証明書・学生証」は、どちらの世代も多かった。世代別の特徴として、昭和世代は「カバン(本番試験当日用)」「腕時計」が上位にランクイン。平成世代は「スマートフォン」や「飲み物」が上位だった。また、どの持ち物についても昭和世代よりも平成世代の回答率が高く、時代が進むにつれて準備する物の種類が増えていることも明らかになった。
試験当日の忘れ物の1位は、必須アイテムでもっとも多かった「受験票」だった。「試験会場に持っていくものリスト」を作成したという人は、昭和世代16.8%、平成世代32.3%と、持ち物が増えている平成世代のほうが多かった。
試験会場までの地図について、昭和世代は「用意していなかった」74.5%がもっとも多く、「地図帳を用意していた」10.0%、「地図のコピーを用意していた」15.5%と、4人に1人が地図を用意していた。一方、平成世代は「地図アプリを使った」「用意していなかった」各44.7%、「地図帳を用意していた」1.8%、「地図のコピーを用意していた」8.8%だった。
試験当日の交通手段は、昭和世代・平成世代とも「電車」が最多。昭和世代は「電車」「バス」「徒歩」「タクシー」の順に多かったが、平成世代は「電車」についで「車で送ってもらった」が多かった。試験会場までの付添いは、どちらの世代も「母親」「友人」「父親」が多いが、いずれも平成世代のほうが付き添ってもらっている率が高かった。
本番試験で「実力を発揮できた」のは昭和世代60.3%、平成世代73.3%。実力を発揮できなかった一番の原因は、「緊張」「準備不足」「過信/慢心」「体調不良」の順だった。
受験勉強の集中を阻害するものは、どちらの世代も「眠気」がもっとも多く、「受験のプレッシャー」が続いた。3位以降は世代間で異なり、昭和世代は「テレビ」「食欲」「友達からの連絡」。平成世代は「SNS(LINE、twitter、Instagram、Facebookなど)」「スマホゲーム」「テレビ」「ネット動画」など、スマートフォン関連の項目が多かった。
受験勉強中の息抜きについて、1日の平均息抜き時間は昭和世代72.7分、平成世代93.4分。息抜き方法は、昭和世代・平成世代とも「好きな音楽を聴く」「思いっきり寝る」が上位。3位以降は、昭和世代が「テレビ」「お菓子やスイーツ」「友達との会話」。平成世代は「お菓子やスイーツ」「SNS」「ネット動画」が多く、こちらもスマートフォン関連の項目が多い。
受験が終わって真っ先にしたことを聞いた質問では、昭和世代は「思いっきり寝た」34.3%、「ボーっとして過ごした」33.5%が多かった。平成世代は「思いっきり遊んだ」50.5%、「思いっきり寝た」23.8%だった。