【実食レポ】300gのステーキサンドが圧巻! 下北技で話題の店『STABLER』(下北沢)の「ミートサンド」を食べてきた

2022年12月4日(日)10時51分 食楽web


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●下北沢にある『STABLER Shimokitazawa Meatsand』の「ミートサンド」はなぜ、美味しすぎると話題を集めているのか? 調理シーンから取材し、その実態を探ってみました。

 人気テレビドラマ『silent』の舞台として今、注目を浴びている“下北沢”。もともとアパレル好きや舞台関係者、若手役者たちが集うこともあり、美味しい飲食店が立ち並んでいます。

 そんなグルメ発信地でもある下北沢で、いま大注目の店が『STABLER Shimokitazawa Meatsand』。ステーキ肉を挟んだ分厚いサンドイッチ「ミートサンド」が名物で、話題が話題を呼び、下北沢では2店舗、恵比寿にも進出する人気ぶりです。

 今回訪問した2号店の『STABLER Shimokitazawa Meatsand 2nd』は、もとはアメカジのアパレルブランド。カフェを展開するにあたり、アメリカンな豪快さ、かつテイクアウトも可能なメニューを検討した結果、ボリューミーなステーキサンドイッチが採用されたそうです。

 アメリカでも珍しいスタイルだという「ミートサンド」。ハンバーガーやパティー・メルトなどはメジャーですが、ステーキの肉を挟むという豪快さは同店流ですね。

 この「ミードサンド」がどのように作られ、どんな味わいに仕上がっているのか、早速見ていきましょう。

希少部位・アメリカ産サガリ肉を豪快に使用。話題の「ミートサンド」ができるまでを大公開!

 使用する肉は、希少部位であるアメリカ産サガリ肉。英語ではハンギングテンダーと呼ばれ、サンドイッチとの相性がよく、テイクアウトで冷めてしまっても肉肉しく柔らかいのが特徴。赤身部分なので、たくさん食べてもヘルシーな印象をあたえます。

 肉は塊で仕入れ、店内で丁寧に包丁を入れ、1cm弱くらいの大きさにカットしています。熱した鉄フライパンでそのまま焼き、完成図をイメージしながら、ハサミで大きさを調整していきます。

テイクアウトしても柔らかく、ジューシーに食べられる焼き方が圧巻!

 イートインの場合はミディアムレア、テイクアウトの場合は少ししっかりと焼いて提供しています。もともとテイクアウト商品として誕生しているので、時間が経っても肉が柔らかく、ジューシーに食べられるのがウリなのです。

 火加減は強すぎず、ときおりフタをしながら、旨みを逃さないようじっくり火入れしていきます。表面に食欲をそそる焼き目がついてきたら、パンの準備へ。

 6枚切りの食パンを2枚、耳付きのまま片面をトースト。肉汁をしっかり受け止め、時間が経ってもパンがヘタることないよう、こんがり焼き目をつけます。片面にバーベキューソース、もう片方にはマスタードを端まで塗ったら、いよいよ肉を重ねていきます。

 一段、二段と順調に重ね、隙間なく肉を埋めるのがポイント。断面の美しさだけでなく、かぶりついた時の食べやすさも計算されています。

 300gの肉が積み上がりました! サンドイッチ界の富士山と称したいほどの見事な姿。仕上げにパンを重ね、紙でサンドイッチ全体を包んでから包丁の刃を入れます。

肉汁滴る「ミートサンド」が完成。美しいロゼ色の肉がぎっしり!

 パカッと二つに割ると、美しいロゼ色の肉がお目見え! 肉汁したたる最高の瞬間です。豪快にかぶりつきましょう。


「下北沢ミートサンド ダブル」(300g)1850円(税込)

 持ってみると、サンドイッチでは経験したことのないずっしり感。中央は肉が4段重ねになっていますが、柔らかく、重ね方のバランスが良いのでとても食べやすい。パンやソースとの相性もばっちりです。

調査結果

 意外にも、この「ミートサンド」にかぶりつく客層は、20代女性が多いとのこと。女性も余裕で食べられる完璧なバランスです。ランチはもちろん、テイクアウトなら晩酌しながらいただくのも良さそうですね。看板に偽りなし! お腹いっぱい肉を食べたいときにもぜひ、お試しあれ。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●SHOP DATA

STABLER Shimokitazawa Meatsand 2nd

住:東京都世田谷区北沢3-19-20 reload2-8
営:11:00〜20:00
TEL:03-5738-8633
休:無休

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