【話題映像】“柔軟翼の技術”で羽ばたくドローン「Flex-Plane」飛ぶ姿が胸アツすぎる! 突風に耐える強度&軽い、これぞ次世代!!

12月5日(水)7時30分 tocana

イメージ画像:「Getty Images」より

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 11月20日、YouTubeに一本の動画が投稿された。動画には長い翼が風を受け、まるで鳥の翼のようにしなやかに羽ばたいて飛行する不思議なドローンが映されており、その不思議な光景が世界中で大きな話題となった。

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■空を羽ばたく新型ドローン

 羽ばたく翼のドローンを製作したのは、米カリフォルニア州のエンジニア、Ran D. St. Clair氏である。彼の「フレックスプレーン(Flex-Plane)」は、5.4mほどの細長く柔軟な(フレックスな)翼を持つドローンで、翼を弛ませることができるため突風や乱気流の影響を受けにくく、体勢を崩しにくいのだという。

 12分ほどの動画には、ドローンが飛び立ってから着陸するまでの様子が収められている。翼の両端を持った男性二人によって空中に放り投げられたドローンは、翼をくねらせながらどんどん上昇し、そのまま上空をゆるやかに飛び回る。その姿は飛行機というよりは凧や空飛ぶ蛇のような雰囲気が感じられる。そのまま10分ほど飛行したのち、ドローンは地面へと着陸した。

 このドローンの構造は単純で、9機の単葉機の主翼を横につなぎ合わせただけだ。しかし、そのシステムは複雑だ。Ran D. St. Clair氏は9機の単葉機を一体のものとして飛行させる「Open Aero VTOL」というオープンファームウェアを開発し、このフレックスプレーンを実現させた。

 このドローンを取り上げた「Popular Mechanics」の記事によれば、Ran D. St. Clair氏はこのアイデアを、米ボーイング社の子会社オーロラフライトサイエンスが開発した高高度疑似衛星「オデュッセウス(Odysseus)」から着想したという。オデュッセウスは243フィート(およそ74m)の細長い翼を持ち、ソーラー発電で地球の成層圏を自律飛行する用途を想定して設計されている。3機の単葉機をつなげたような見た目をしているが、もちろん翼は一枚である。

 Ran D. St. Clair氏はオデュッセウスを見て、まずは3機の複葉機をつなげたものを作成した。だが、このドローンの飛行はあまり安定しなかった。そこでもっとたくさんの単葉機をつなげようと試みた結果が今回のフレックスプレーンである。

 フレックスプレーンの細長い機体が空を飛び回る様子には、思わず見入ってしまうような魅力がある。Ran D. St. Clair氏は簡単ながら解説動画(英語)もアップしているので、興味のある方は自作にチャレンジしてみても面白いだろう。

(編集部)
イメージ画像:「Getty Images」より

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