本当に合うの? モスバーガー公式が推す「モスチキンのバニラシェイクダイブ」を疑心暗鬼で試してみた結果
2022年12月6日(火)20時0分 Jタウンネット
「#いいにくいことを言う日」
そんなハッシュタグと共に伝授された「意外過ぎる食べ方」が、ツイッター上で話題になっている。
2022年11月29日、大手ハンバーガーチェーン・モスバーガーのツイッター公式アカウント(@mos_burger)が、1枚の衝撃的な写真と共に投稿したものだ。
ドリンクカップを満たす白いドロドロとした何かに、サクッと香ばしそうな揚げ物がぶっ刺さっている。
これは一体、何か? 添えられた呟きは以下の通りだ。
「モスシェイクバニラに
モスチキンをダイブ。
実は最高に合うんです」
なんと、モスチキンとバニラシェイク! まさかすぎる組み合わせに、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「な、なんと...シェイクに!?」
「衝撃の絵面ですが興味があります」
「シェイクが付いたモスチキンが美味しいのか? モスチキンの油が残ったバニラシェイクが美味しいのか?」
これは、ぜひとも試してみなくてはなるまい。Jタウンネット記者は12月5日、最寄りのモスバーガー店舗に足を運んだ。
お互いの味を引き立てている
というわけで、モスチキン1ピースとバニラシェイクのSサイズを購入。どちらもそのまま食べても十分美味しそうだが、さっそくこの2つを合体させてみよう。
まずは、まだホカホカと暖かいチキンを冷たいシェイクの中に投入。ケチャップやソースを付ける要領でディップする。
さっそく一口齧ってみると、最初にシェイクの甘さと冷たさが口の中に広がり、そのあとでチキンの温かさと塩気がやってくる。感覚としては、焼きたてのワッフルにバニラアイスを乗っけたものを食べているみたいな食感だ。
記者はどちらかと言えば甘い物としょっぱい物は別々に食べたい派なのだが、この組み合わせは思いのほか馴染んでいて美味しく感じた。
シェイクの甘さでチキンのしょっぱさが引き立てられ、その逆もまた然り、といった感じだ。この味なら、公式が推すのも分かる気がする!
知る人ぞ知る組み合わせ
ただ、やはり見た目のインパクトが凄すぎる。なぜ公式ツイッターでアピールしようと思ったのだろう。
記者は2日、モスフードサービスのマーケティング本部デジタルマーケティング部・大樂泰督(だいらく よしまさ)さんに話を聞いた。
大樂さんによると、モスチキンをバニラシェイクにダイブさせるとおいしいということに、誰がいつ気付いたのかは不明。ただ、以前から「甘じょっぱい組み合わせ」の1つとして存在していたものだという。
ただ、知る人ぞ知る組み合わせな上、見た目のインパクトも強いのであえて訴求するようなことはしていなかったという。
「ですが、11月29日は『普段では出来ないけど言いにくいことを言う日』のタイミングであり、肉(29)の日でもあるという事で紹介いたしました。こんなにも話題にしていただいて非常に驚いております」(大樂さん)
ちなみに、大樂さん自身もモスチキン×バニラシェイクを気に入っていて「最高の組み合わせです」と語る。
モスバーガーに行ったときに、一度試してみては?