いつも不安をかかえているあなたへ、音楽セラピストが推薦する心が落ち着く8つの曲

12月7日(土)20時30分 カラパイア

iStock-871346592_e
littlehenrabi/iStock

 心配事やストレスがそこかしこに溢れている。絶えず不安をかかえているのはあなただけではない。我々は不安の時代を生きているのかもしれない。

 ひとつ覚えておいて欲しいのは、不安とはある状況に対する人間の自然な反応であるということだ。だが、いかに自然な反応であれ、それが不意に襲ってくればあなたの感情はかき乱され、生活に暗い影を落とすことだろう。不安は軽いものであっても、日々の暮らしを楽しめなくさせてしまう。

 不安を感じると、心臓の鼓動が速まり、体のさまざまな機能がオーバーロードする。それは感情だけではなく、身体の健康にまで悪影響を及ぼすのだ。

 そんなときは、心が落ち着く音楽を聴いて、心身をリラックスさせてあげるといいかもしれない。こおでは、アメリカの音楽セラピストがおすすめする8つの曲を紹介しよう。
・リラックスする曲には共通した特徴がある

 ある研究によると、リラックスをうながす音楽には共通した特徴があるそうだ。音楽で安らぎを感じたいなら、ゆっくりと比較的シンプルなメロディで、リズムやハーモニーの刺激が強過ぎないものを選ぶといい。

 意外にも、楽曲の複雑さや親しみの深さはそれほど関係がないそうだ。むしろ、楽曲について知り過ぎているとあまりリラックス効果が得られないのだとか。

 ジャンルとしては、クラシック、ソフトなポップ、一部のワールドミュージックなどがいいだろう。

 ここで紹介するのは、アメリカで音楽セラピストとして活躍するエリザベス・クームズさんお勧めのプレイリストだ。

 音の流れのままにただ自分の感情を感じてもいいし、過去の体験や将来のジレンマを探ってみるのもいい。心と身体のバランスをとることができる、安らぎの空間を見つけるために使うこともできるだろう。

iStock-484812177_e
arinahabich/iStock

・1.Ambient 1: Music For Airports(ブライアン・イーノ)


Brian Eno - Ambient 1: Music for Airports [Full Album]

 生理機能のリズムに響く、ゆっくりとしたテンポのこの曲なら、知らず知らずのうちに音に心を寄り添わせていることだろう。あるレビューは、「天国で耳にするだろう音楽」と評している。


・2. カプリオール組曲よりピエ・アン・レール(ピーター・ウォーロック)


Peter Warlock - Capriol Suite - Pieds en l'Air 5/6

 1930年、36歳の若さで亡くなった作曲家で音楽評論家の作品。やさしく、ゆっくりとしたメロディが、子供の頃に耳にした曲を思い出させてくれる。


・3. Om Namah Shivaya(デヴァ・プレマール)


Om Namah Shivaya by Deva Premal

 夫の伴奏に合わせて歌うボーカリストの歌声は、過去から届いた聖歌のようだ。まるで催眠をかけるかのような楽曲をバックに歌われる彼女の声は、あなたを支えてくれるかのように響いてくることだろう。


・4. Someone Like You(アデル)


Adele - Someone Like You

 失恋をテーマとした大ヒットソング。落ち着いた伴奏が、あなたに穏やかに振り返る時間を与えてくれる。小さいが、不意に起きるメロディの変化が、メランコリックな緊張感を作り出しているのだそうだ。


・5. I Giorni(ルドヴィコ・エイナウディ)


Ludovico Einaudi - I Giorni

 多数の映画音楽を手掛けたイタリア人ピアニスト兼作曲家の作品。落ち着いたテンポで繰り返されるフレーズが印象的なピアノ曲は、光を感じられる夢のような情景を連想させる。


・6. In Paradisum(ガブリエル・フォーレ)


Gabriel Faure - Requiem : 'In Paradisum'

 高い評価を得ながら、後年には難聴で苦しんだフランス人作曲家の作品。三大レクイエムに数えられる彼の傑作からの抜粋で、合唱とオルガンからは神秘的な静謐を感じることができる。


・7. Stopover at Djibouti(アヌアル・ブラヒム)


Anouar Brahem "Stopover at Djibouti" - Live at Jazz Sous Les Pommiers, Coutances - 2014

 作曲者はチュニジアのウードプレイヤーで、アラビアの古典音楽にフォークやジャズを融合させたイノベーターとして知られている。こちらはエスニックな雰囲気を漂わせるジャズの楽曲で、瞑想状態へと誘ってくれる。


・8. Wilma’s Theme(ステファン・ニールセン)


Wilmas Tema (Skargardsdoktorn)

 スウェーデンでは有名な作曲家で、ピアニストでもある人物の作品。シンプルなメロディとハーモニーは、どこか聴いたことがあるようで、安心感を覚えることだろう。

ls
 なお、ここで紹介した音楽は、クームズさんのお勧めであって、別にこれでなければリラックスできないわけではない。

 多くの研究は、自分に合った音楽を自分で見つけることの重要性を強調している。音楽の好みに応じて自分に最適な曲を見つけることが肝心だ。

References:Anxiety: a playlist to calm the mind from a music therapist/ written by hiroching / edited by parumo

カラパイア

「不安」をもっと詳しく

「不安」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ