カレーに酒粕!酒粕好きな石川県民から教わるおいしい使い方
2018年12月8日(土)6時0分 Jタウンネット
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2018年11月27日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、酒粕についての話題がありました。
石川県民は酒粕をどのようにして使っているのでしょうか?
昔からおいしい使い方を知っている
他県出身のアナウンサーが、石川県のスーパーには酒粕がたくさん並んでいるように感じ、実際に調べてみました。
金沢市内のとあるスーパーでは、9つのメーカーで12種類の酒粕が並んでいます。常時これくらいの品揃えはあるそうです。
用途は、茶色のねり粕は漬物に、白い板粕はつけ鍋や味噌汁に、白いねり粕は調味料に使います。また、カレーライスに入れたりする家庭もあるそうです。
石川県民は昔から酒粕を料理に使っており、奥能登ではカジメの粕汁がよく食べられ、中能登の方では、「べか鍋」というコンカイワシ(イワシのぬか漬け)と酒粕で味付けする鍋があります。
また、「カブシ」というコンカイワシをゆでて身をほぐし酒粕をまぶしたものもよく作られます。野菜などと一緒に食べるそうです。
酒粕を使った料理は、体が温まります。また、料理にとろみがつくことで冷めにくいという特長もあります。
市内のうどん屋さんでは、酒粕入りの鍋焼きうどんが人気だそうで、また酒粕のソフトクリームを販売しているお店もあります。酒粕好きの石川県民。これからもいろいろなメニューが増えると良いですね。(ライター:りえ160)