英語は学んでほしいけど・・・ 小学生の親たちの偽らざる気持ちとは?

12月8日(金)11時29分 OVO[オーヴォ]

 学費を払うこともいとわず子供英語教育に熱心になる人が多いわりに、その子供たちに「海外では働いてほしくない」と思っている人も多いことが、子供の英語教育に関する意識調査で分かった。テロや紛争など、不穏な世界情勢を反映しているようだ。

 小学館集英社プロダクション(東京)が行った、小学生の子供を持つ保護者222名に実施したアンケート調査。まずは「子供が小学校を卒業するまでに、どうなってほしいか」をたずねたところ、一番多かったのは、「アルファベットの大文字・小文字を読み書きできるようになってほしい」、続いて「英語を嫌いにならないでほしい」など、英語に対して消極的にならず、とにかく最低限の知識を習得してほしいと願っている様子が見て取れる。

 将来、子どもが仕事をする際の英語との関わり方についてどう考えているかについてたずねると、「海外でも活躍し、自身の英語力を生かして世界中の人とコミュニケーションをとってほしい」という人は3割。「海外にはあまり行ってほしくないが、日本国内の外資系企業など、英語力を生かせる仕事で活躍してほしい」(28.8%)、「海外にはあまり行ってほしくなく、日本国内で活躍してほしい。特に英語力を生かせる仕事に就いてほしいとも思わない」(28.4%)など、国内にとどまってほしいと思っている保護者が過半数だった。

 子供に海外に行ってほしくない理由をたずねると、「盗難などの犯罪トラブルやテロなど治安が心配だから」が一番多かったが、「子供にはなるべく近くにいてほしいから」という人も。英語習得は重要という認識とは別のところで、我が子には、わざわざ治安が心配な海外で働くという選択はせずに、なるべくなら近くにいてほしい、と願う親の本音が浮き彫りになった。

OVO[オーヴォ]

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