役目を終えたランドセル、次は海外の子へ贈ろう…1/8募集開始

2017年12月8日(金)15時15分 リセマム

贈られたランドセルを背負うアフガニスタンの子どもたち  (c) ジョイセフ

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クラレは、使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもに贈る活動「ランドセルは海を越えて」キャンペーンを2018年も実施、ランドセルの応募受付を2018年1月8日より開始する。3月中旬をめどに受付けを行い、予定数に達した時点で受付終了する。

 「ランドセルは海を越えて」は、ランドセル用素材クラリーノを製造・販売するクラレが主催する国際社会貢献活動。全国から送ってもらった使用済みランドセルにノート、えんぴつ、クレヨンなどの文具を詰めて、物資が不足する国の1つであるアフガニスタンの子どもたちにプレゼントする。小学校6年間の思い出が詰まったランドセルを通して、社会貢献やモノを大切にする心を子どもたちに広く伝えたいとの思いが込められているという。

 2004年に開始したキャンペーンは、今回で15回目を迎える。これまで、10万個以上のランドセルが海を越えて子どもたちに届けられ、大切に使われているという。「ランドセルは海を越えて」のWebサイトでは、ランドセルがアフガニスタンに旅立っていくようすや、受け取った子どもたちの姿を見ることができる。

 応募は「ランドセルは海を越えて」のキャンペーンWebサイトで1月8日より受付け開始。必要事項を明記のうえ送信すると、3月下旬にランドセルの送付先(首都圏倉庫)が届く。発送によって集まったランドセルは検品を行ったうえで、文具などとともに梱包しアフガニスタンに送られる。

 なお、倉庫までの送料は本人負担となるほか、宗教上の理由により、豚革を使用したランドセルはアフガニスタンに届けられないという。応募の際はWebサイトにある見分け方を参照のうえ、よく確認してもらいたい。

リセマム

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