小中高校生が選ぶ2024年の漢字、1位は「楽」

2024年12月9日(月)12時45分 リセマム

小中高校生が選ぶ2024年の漢字

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ニフティが運営する子供向けサイト「ニフティキッズ」は、子供たちから募集した「小中高校生が選ぶ2024年の漢字」を発表した。アンケートは「ニフティキッズ」で実施され、2024年を表す漢字とその理由についての回答を集計した結果である。

 この調査は、2024年10月8日から11月11日までの期間に行われ、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者1,464人がインターネットを通じて回答した。調査は自社で実施され、子供たちがどのような漢字を選び、どのような理由で選んだのかを明らかにすることを目的としている。

 2024年を表す漢字1位に選ばれたのは「楽」で、3年連続の1位となった。選ばれた理由としては、「今年クラス替えをしてたくさん友達が増えた」など、学校生活で楽しいことが多かったことや、「1年を振り返って楽しかった」といった声が多く寄せられた。子供たちが日々の生活を楽しんでいるようすがうかがえる。

 第2位は「災」であった。2024年は1月1日に発生した能登半島地震をはじめ、台風や記録的豪雨が相次ぎ、各地で被害が発生した年であった。これらの出来事が子供たちにとっても印象深く、選ばれた理由となっている。

 第3位は「推」。2024年10月に発表された「ニフティキッズ」の「推し活」に関する調査レポートでは、97%以上の小中学生が「推し」がいると回答している。2023年の2位からランクダウンしたものの、「新しい推しができた」「推し活を頑張った一年」といったコメントが寄せられ、多くの子供たちが推し活に励んでいることがわかった。

 ランク外の回答には、パリ五輪や物価上昇による「金」、新紙幣の発行や新内閣総理大臣の就任による「新」など、さまざまな漢字があげられた。悲しいニュースが多かったことから「災」「震」「苦」などの漢字が上位に入っており、国内外で起きている世の中の出来事に対する子供たちの興味・関心が大きかったことがうかがえる。

 過去の調査では、「恋」が2018年から2023年までトップ3にランクインしていたが、2024年は4位となった。「ニフティキッズ」は、これからも子供が安心・安全に利用できるコンテンツと、大人への情報提供を続けていくとしている。

 「ニフティキッズ」は2002年に開始されたサービスで、おもに小・中学生を対象としている。子供の相談に子供が答える「キッズなんでも相談」や、インターネットを楽しく安全に使うための「わが家のインターネットルール」を作成できるコーナー、保護者や先生に向けた情報提供も行っている。

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