「鶏ガラ・豚ガラ・人ガラ」 物騒な言葉にしか見えないラーメン屋の看板が話題

12月13日(金)17時0分 Jタウンネット

カタカナだとなんか怖い(画像はてし瓦tesigarさん

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「ラーメンは鶏ガラ・豚ガラ・人柄」



ラーメンの味を決める3要素を表した、有名な言葉だ。ダジャレでありながらラーメンへの愛情や深みを感じる。ラーメン好きなら、一度は聞いたことがあるのではないだろうか。


ツイッターでは、この言葉を使ったあるラーメン屋の看板が話題になっている。


それがこちらだ。



「鶏ガラ・豚ガラ・人ガラ」



おや...?並べて見るとどこか違和感が。「柄」という字がカタカナになっただけで、せっかくの名言が生々しい3コンボになってしまっている。看板としてはこの方が見栄えが良かったのだろうが...元ネタを知らない人にとってはちょっとホラーなキャッチフレーズだ。


投稿したのはツイッターユーザーのてし瓦(@tesigar)さん。てし瓦さんは2019年12月6日に、


「これは言いたかっただろうことはなんとなく分かるが人骨だしラーメンになってしまっている看板の画像です」



と投稿。他のユーザーからは、


「笑わせてないで欲しいw」
「ブラックユーモアにもなっていないわ」
「人品骨柄の事ですね。人柄の良さは滲み出るものらしいので、さぞ良い出汁が(違」



といった声が寄せられている。


師匠・山岸一雄さんによく言われた言葉


この看板は、「角ふじ 本店」(茨城県つくば市)の駐車場脇に掲げられている。


Jタウンネットは12日、「角ふじ 本店」と「東池袋大勝軒 うさぎ家」を経営する「つくば勝蟲(かちむし)」の代表に話を聞いた。



「鶏ガラ・豚ガラ・人ガラ」の看板を掲げたのは、つくば勝蟲の代表自身。これは師事していた「東池袋 大勝軒」の創業者である故・山岸一雄さんに言われてきた言葉だといい、「使わせてくださいと言って。看板にしました」と話す。


山岸さんは著書「東池袋大勝軒 心の味」(あさ出版)でこの言葉について言及しており、


「笑い話だが、的を射ている」
「ラーメンは非常にデリケートな食べ物である。その日の天候、感情、そして素材によっても味が変わる。だが、最も大きい要素は、ラーメンには料理人の個性が味に出るということである」



と記述している。お店でラーメンを作る時、山岸さんと弟子たちの心には常にこの言葉があったのだろう。


代表は「人ガラ」の表記がこのような形で話題になったことについて、


「最近は言われないな。看板建てたころは、そんなこと言う人もいたけど。字面で同じガラで並んでるだけなんで。あれで漢字入れてもひとつも面白くないもんね」



と話している。


師匠から受け継がれたのは味だけではない。作り手の「人柄」がにじみでたスープを飲みに、一度訪れてみたいものだ。

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