「鬼滅」「逃げ恥」だけじゃない!2020年に最終回を迎えた大人気漫画とは?

2020年12月12日(土)8時0分 tocana



 興行収入が288億円を突破し、歴代ランキングで1位の「千と千尋の神隠し」に迫る勢いを見せる「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」。その原作漫画「鬼滅の刃」(集英社)の最終巻となる23巻が12月4日に発売された。


 初版395万部が発行された同作品だが、発売日には日本各地の書店には多くの客が詰めかけ、完売してしまった店舗も少なくない。同時発売となったスピンオフ作品「鬼滅の刃 外伝」はさらに品薄で、フリマアプリなどで定価の数倍の金額で取引されるなど、“転売ヤー”の存在がファンを困らせている。


 同作品を連載していた「週刊少年ジャンプ」(集英社)のトピックスはそれだけではない。12月7日発売の2021年1号では、「ジャンプ」の中でもトップクラスの人気漫画「チェンソーマン」(集英社)が次号で最終回を発表したのだ。Twitterでは「チェンソーマン」がトレンド入り。熱狂的なファンの多い作品なだけに「月曜の朝イチで泣いてしまった」「悲しいけど、作風的に仕方ないかも」「覚悟はしてたけど突然すぎる」「短期間で走り抜けた感がカッケー!」など様々な反響が上がっていた。どちらも人気作品でありながら、潔く完結を迎えたことはファンにとって好印象だったようだ。


 2020年、最終回を迎えた超有名漫画は実はこの2作品だけではない。今回は、数ある作品の中からその一部を紹介したい。



■「ハイキュー‼︎」



 累計発行部数5000万部超えの「ジャンプ」の人気バレーボール漫画「ハイキュー‼︎」(集英社)も、今年の7月約8年間の連載に幕を閉じた。「ハイキュー」が終了したことで、50年の歴史を誇る「ジャンプ」史上で初めて連載陣からスポーツ漫画消えたことも大きな話題となった。現在「ハイキュー‼︎」は、第4期となるアニメがTBS系列で放送中。プロジェクションマッピングを取り入れた舞台・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼︎」も話題を集めている。




■「逃げるは恥だが役に立つ」



社会現象を巻き起こしたTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の同名原作も、「Kiss」4月号(講談社)で最終回を迎えた。原作漫画では、新垣結衣が演じたみくりと星野源が演じた平匡が、契約結婚ではなく正式に結婚。2人の共働き、妊娠・出産に挑む姿や、石田ゆり子が演じた高齢処女の百合のその後などが描かれている。また、ドラマ人気も衰えを知らない。2021年1月2日の21時から「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!」が放送される。



■「七つの大罪」



「週刊少年マガジン」(講談社)の看板作品だった「七つの大罪」も、3月に最終回を迎えた。約8年間で発売されたのは全41巻、累計発行部数は3700万部を超えている。完結時にはファンを悲しませたが、2021年1月27日発売の「マガジン」9号で続編がスタートすることが発表されている。



他にも、「鬼灯の冷徹」「五等分の花嫁」「コウノドリ」(いずれも講談社)「約束のネバーランド」「ゆらぎ荘の幽奈さん」(いずれも集英社)などの人気作品が2020年に連載を終えている。

tocana

「最終回」をもっと詳しく

「最終回」のニュース

「最終回」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ