リア充生活は恋人や友人の有無に比例しない

12月14日(木)17時0分 ハウコレ



Instagramが人気です。「#キラキラ女子」と揶揄(やゆ)されることもありますが、若い若い世代の子たちが、ナイトプールに行ったり、インスタ映えするカフェに行ったりするのは、一つのブームになっています。


今では「お友達代行サービス」なるまで誕生し、一緒にインスタスポットに遊びに行く友達を「買う」人がいるというのですから驚きです。


Instagramが流行る前からツイッターなどでも、「彼ピとデートなう」と呟いているにも関わらず、実は一人でランチしているという人が取り上げられていたりしました。


なぜここまでして彼女たちは「自分がリア充である」ことを世の中に発信したがっているのでしょうか?


■素敵な仲間に囲まれていたい、という欲求

日本はとても豊かな国です。生まれた時から家に冷暖房機はありますし、テレビもネットもスマホもあって、生活に困ることはほとんどはありません。


「生活するのに困らない状態」になった人たちが抱く欲求のレベルとして、次のレベルにあるのは「素敵な人たちに囲まれていたい」という欲求です。


「キラキラアカウント」の特徴として、「キラキラしている自分」と「キラキラしている彼氏・友達」との交流を表現していることが挙げられます。


つまり、「私は今、こんな素敵な人たちに囲まれていて、こんなに毎日が充実してるの!」というアピールに対して「いいね!」と言ってもらいたがっているわけです。


■真のリア充は一人でも充実している

ツイッターではよく、幸せそうにしているカップルを茶化した、「リア充爆発しろ!」と言う言葉を見かけますが、他人の恋愛がどうしてそこまで妬ましく感じてしまうのでしょうか?


「自分にはイチャイチャできる彼氏も、本音で語り合える友達もいないから、毎日がつまらない」という認識がそうさせるのでしょうか。


そういった人に考えてみて欲しいのは、恋人がいたからと言ってドロッドロな毎日を送っている人もいるし、おしゃれな友達に囲まれていても、自分を偽って無理やりその人間関係を続けようとしている人もいる、ということです。


ということは恋人がいるからいないから、素敵な仲間に囲まれているからいないから、というのはリア充になる要素とは一切関係のないことなんですよね。


むしろ一人の時間が多くても、何かに向かってひたむきにチャレンジしている人の方が、喜怒哀楽のいろんな感情を味わうのでよっぽど「リアルが充実」しています。


InstagramなどのSNSは自己表現のツールとしてはとても素晴らしいものです。しかし、他人の投稿とくらべて「自分は何をやっているんだろう・・・」と悩む必要はないのです。


■私たちはキラキラするために恋をするわけじゃない



素敵な仲間に囲まれることは素晴らしいことですし、私生活が充実していることは非常に素晴らしいことです。その結果周囲から「いいね」と言ってもらえるのは自然なことです。


しかし、恋愛をしているしていないに関わらす、20代前半までの女の子たちと会話をしていると、「いいねがもらえていない自分への焦り」のようなものを感じずにはいられません。


これを読んでいるあなたももしかしたら、友達のSNSの投稿を見て「いいなぁ」とか「羨ましいなぁ」とか、心の中で呟いているかもしれません。


ただ、「私もあの子みたいにキラキラするために恋愛したい」と思うのは、本末転倒であると言わざるを得ません。


私たちは、恋をした結果キラキラすることはあっても、キラキラするために恋をするわけじゃないんです。


その順番だけはどうか間違って欲しくないなと思うのです。(川口美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)

ハウコレ

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