ここはヨーロッパ?いいえ、姫路です 知る人ぞ知る観光スポット「白鳥城」とは

2020年12月14日(月)8時0分 Jタウンネット

[ちちんぷいぷい−毎日放送]2020年12月4日放送の「ニュースな町の☆印」のコーナーでは、地元民すらあまり知らないという姫路のお城を紹介していました。

それは、「太陽公園」というテーマパークにある「白鳥城(はくちょうじょう)」。ドイツのノイシュヴァンシュタイン城の設計図を元に造られた本家公認のお城なのだとか。

その知名度の低さは折り紙付き(?)で、パークの公式ツイッターも「だれも知らない...」と自虐するほど。実際、番組が姫路の人たちに「姫路城」以外の観光地について聞いても、こちらのお城のことは知らない様子でした。

そんな白鳥城とは、いったいどんな場所なんでしょうか。

姫路のお城は「姫路城」だけじゃない

番組では、本家の3分の2の大きさで再現されたという白鳥城の中を、広報担当の斉藤洋子さんが案内していました。

城内はもともと「トリックアート」が中心でしたが、斉藤さんがいろいろなお部屋を増やしていったそう。世界の民族衣装などの貸し出しサービス(大人税込み1000円〜)もあり、コスプレ撮影用の更衣室(要予約)も完備していて至れり尽くせり。

展示物のほとんどが斉藤さんの手作りで、できるだけお金をかけないようにと、小物は「メルカリ」などで購入しているんだとか。「ピンクの部屋」や「白い部屋」などさまざまなお部屋があり、特に「白い部屋」はインスタ映えすると人気です。

また、パーク内にある「石のエリア」には、実物の4分の1の大きさの「凱旋門」など世界の有名建造物がいっぱい。なかでも「兵馬俑」は中国で作られた1000体の兵士を船で運んでもらったとのこと。他にも「モアイ像」をはじめ、園内にはおよそ3700体の石像が展示されています。

1992年にオープンした同公園を運営するのは、老人ホームや障がい者施設などの福祉施設のグループ。こうしたパークづくりには、創業者の「『お身体が不自由だったり、ご高齢でなかなか旅行に行けない方にも世界の色々なものを見てもらいたい』との思いが込められています」と斉藤さん。

訪れた観光客は「楽しかった」「面白かった」と話していました。

インスタ映えしそうなスポットがたくさんあり、「トリックアート」も楽しそうです。皆さんも一度足を運んでみられては?

(ライター:まみ)

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